日本でロックが熱かったころ
井上 貴子:編著
発行:青弓社 この版元の本一覧
四六判 202ページ 並製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7872-7275-1 C0073
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年11月 書店発売日:2009年11月13日
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紹介

輸入物のロックからジャパニーズロックへと反体制の旗印として浸透していく過程、海外アーティストへの熱狂、ライブハウスの誕生、ロック・フェスの定番化、バンドブームなど、黎明期の異様な盛り上がりから生活の一部になるまでの変遷と熱気の源を問い直す。

目次

はじめに 井上貴子

第1章 熱さの根源としての「ロックする身体」――ウッドストックからJ―ROCKまで 井上貴子
 1 ロックは死に続ける
 2 日本でロックはこうして熱くなった
 3 「ロックする身体」の獲得との格闘
 4 形から入るロックもありだった
 5 剥ぎ取られたロックの身体性

第2章 世界と日本のロックの始まり 佐藤良明
 1 先に行ってしまったアメリカ──ロックンロール第一波
 2 ロックを薄めた溶液を飲む
 3 ビートルズとヴェンチャーズ
 4 スパイダース、ブルー・コメッツ、りきみ&ブルース
 5 サイケな風景──グループ・サウンズの虚実
 6 グルーヴの深化

第3章 日本が体験したロックのリアリティ――現場から捉えたライブ・シーンの変遷 増渕英紀
 1 日本のロックの序章
 2 日本語のロック表現
 3 頭脳警察の登場と新時代
 4 ライブハウスの登場
 5 ライブハウスの多様化、個性化
 6 ロック・フェスの時代
 7 ローカル・ロックの台頭
 8 アマチュア・ロック・コンテストとロックのメジャー化

第4章 ロック・キーボードの進化と変化 難波弘之
 1 電気・電子鍵盤楽器の開発
 2 録音技術の発達
 3 ロック・キーボードにおけるビートルズの功績
 4 日本のロック前史としてのGSの功績
 5 プログレッシヴ・ロックのキーボード・プレイヤーたち
 6 七〇年代日本のロックのキーボード・プレイヤーたち
 7 キーボード・ブームの到来

第5章 パンクの精神性と地域性 南田勝也
 1 ポピュラー音楽の本流
 2 東京のパンクロック
 3 地方のパンク
 
第6章 ロック少女は王子様の夢を見たか――「ビッグ・イン・ジャパン」と呼ばれたバンドたち 室田尚子
 1 クイーン――「ロック少女」を生み出した貴公子たち
 2 チープ・トリック――『at武道館』を世界に広めたバンド
 3 ジャパン――「ロック少女」の熱狂の頂点

おわりに 井上貴子

著者プロフィール

井上 貴子(イノウエ タカコ)

1957年、岐阜県生まれ。東京大学大学院修了、博士(学術)。大東文化大学教授。著書に『近代インドにおける音楽学と芸能の変容』(青弓社)、『ビートルズと旅するインド、芸能と神秘の世界』(柘植書房新社)、共著に『ヴィジュアル系の時代』(青弓社)、共編著に『証言!日本のロック70's』(アルテスパブリッシング)など。

上記内容は本書刊行時のものです。
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