コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ
許 光俊:著
発行:青弓社 この版元の本一覧
四六判 240ページ 並製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7872-7213-3 (4-7872-7213-6) C0073
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年05月 書店発売日:2006年05月13日
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紹介

現代オペラ界最大の関心の的、ドイツの演出家ペーター・コンヴィチュニー。オペラの伝統や慣習を破壊し、芸術とエンターテインメントの区分を超え、演劇的な手法も導入して大胆な再創造をめざすその仕事を、豊富な写真を交えて綿密かつ徹底的に論じ解説する。

目次

最初に 序説 年譜 1 劇場は滅びつつある 西欧文明が滅びつつあるように 『ファルスタッフ』 2 劇場は破壊と死で満たされる 『チャールダッシュの女王』 3 それでも、劇場は生きのびるために金を必要とする 『魔弾の射手』 4 札束に狂喜する人々 『ヴォツェック』 5 金でなければ暴力 『ローエングリン』 6 金、暴力、次は男 『売られた花嫁』  7 生きながら殺されている女 『ルル』 8 崩壊のスリル 『ニュールンベルクのマイスタージンガー』 9 集中から拡散へ 『魔笛』 10 悲劇と滑稽は手をつなぐ 『ドン・カルロス』 11 偶像、この人間的なもの 『モーゼとアロン』 12 地獄はどこにあるのか、または奴隷の幸福 『ドン・ジョヴァンニ』 13 ユートピアの幻影 『ばらの騎士』 14 復讐からクーデターへ 『エレクトラ』 15 男に従わない女は死ね 『ダフネ』 16 幼稚、あるいは平和の不可能性 『平和の日』 17 アンチ・クライマックスというクライマックス 『さまよえるオランダ人』『コジ・ファン・トゥッテ』 総括──コンヴィチュニーとは誰なのか? コンヴィチュニーに聞く──「敗者の側から物語るオペラを」 本書で取り上げたコンヴィチュニーによる演出一覧 最後に

著者プロフィール

許 光俊(キョ ミツトシ)

1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授。著書に『オレのクラシック』『クラシック批評という運命』『クラシックを聴け!』(いずれも青弓社)、『世界最高の日本文学』(光文社)、ほか、共著に『絶対!クラシックのキモ』『究極!クラシックのツボ』『クラシック、マジでやばい話』(いずれも青弓社)、『クラシックCD名盤バトル』(洋泉社)、ほか。

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