拡散する「自己」映画スターの〈リアリティ〉
リチャード・ダイアー, 浅見 克彦:訳
発行:青弓社
この版元の本一覧
A5判 400ページ 上製
定価:4,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-7209-6(4-7872-7209-8) C0074
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年02月
書店発売日:2006年02月28日
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紹介

社会現象・イメージ・記号の視点から映画スターという存在を解析して、私たちがスターをどう受容・解釈しているかをあぶり出す。私たちがスター・イメージを自己表現として横領し「劇としての生」を営んでいることを解明するフィルム・スタディーズの基本書。

目次

序 第1部 社会現象としてのスター  第1章 スターダムの条件  第2章 生産:消費   スターダムの起源   生産の現象としてのスター   消費の現象としてのスター  第3章 イデオロギー   スターvsキャラクター   劇としての生(ルビ:ライフ・アズ・シアター)   歴史的パラダイム──神から人間へ   スターと「現状(ルビ:ステイタス・クウォー)」   代償   カリスマ 第2部 イメージとしてのスター  第4章 スターとしてのスター   消費   成功   普通さ──スターは「異質」か?   夢の陰り   愛  第5章 類型としてのスター   社会的類型の概念   革新的または破壊的な類型  第6章 特殊なイメージとしてのスター   ある特殊なイメージ──ジェーン・フォンダ 第3部 記号としてのスター  第7章 スターとキャラクター   キャラクターの概念   キャラクターの構築   映画のキャラクターとしてのスター  第8章 スターとパフォーマンス   パフォーマンスに関する研究の趨勢   パフォーマンスの記号  第9章 作者性に関するノート  むすび  文献一覧  補論 スターダムに関する理解の再構成 ポール・マクドナルド   スターと歴史   スターの身体とパフォーマンス   スターとオーディエンス   労働としてのスターダム   むすび   補論に関わる文献一覧  解題 自己のイドラ──スターの夢と幻 浅見克彦   「個性」の夢と不安   スターに投影される夢   スターとキャラクターの共犯と衝突──仮構的パーソナリティと自律の夢   スターの黄昏/アウラなきマルチ・スター   「革新的または破壊的」なスター   同一化の能動的な戦略/複数のイメージの使い分け   イメージの渦/演技的な自己の内破  訳者あとがき 浅見克彦  スター・作品一覧  索引

著者プロフィール

リチャード・ダイアー(ダイアー,リチャード)

1945年生まれ、ワーウィック大学(イギリス)映画学部教員。専攻はフィルム・スタディーズ。主要な著作には、映画論として Heavenly Bodies (2nd ed.), 2004, Routledge、Now You See It(2nd ed.), Routledge, 2002、ポピュラー・カルチャー論として White, Routledge, 1997, Only Entertainment (2nd ed.), 2002, Routledge, The Culture of Queer, Routledge, 2002 などがある。

浅見 克彦(アサミ カツヒコ)

1957年生まれ、和光大学表現学部教員。専攻は社会理論、社会思想史。著書に『消費・戯れ・権力』(社会評論社)、訳書にダニエル・ダヤーン/エリユ・カッツ『メディア・イベント』、マーシャル・マクルーハン/ブルース・R・パワーズ『グローバル・ヴィレッジ』、ノーム・チョムスキー『知識人の責任』(ともに青弓社)など。

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