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路地裏が文化を生む! 増淵 敏之(著) - 青弓社
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路地裏が文化を生む! (ロジウラガブンカヲウム) 細街路とその界隈の変容 (ホソガイロトソノカイワイノヘンヨウ)

社会一般
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ13mm
重さ 350g
236ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-3346-2   COPY
ISBN 13
9784787233462   COPY
ISBN 10h
4-7872-3346-7   COPY
ISBN 10
4787233467   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年11月
書店発売日
登録日
2012年10月23日
最終更新日
2020年6月15日
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書評掲載情報

2013-01-20 朝日新聞
評者: 田中優子(法政大学教授)
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紹介

1960年代から70年代にはサブカルチャーを支え、クリエイターを育んでいた路地裏は、バブル期の都市開発に押されながらも、いままた再創造されている。全国の路地裏をフィールドワークして、路地裏がもつコンテンツ創造の可能性、地域振興の役割を再評価する。

目次

はじめに

第1章 都市論でのバックストリート
 1 バックストリートの定義
 2 都市論の系譜
 3 場所をめぐる議論
 4 ストリートまたはその界隈
 5 都市の変容と文化的装置
 6 バックストリートと猥雑性
 7 文化の生産装置としてのバックストリート

第2章 東京における多様なバックストリートの変容
 1 東京論の行方
 2 創作者たちが集う場所
 3 新宿
 4 渋谷
 5 六本木
 6 原宿
 7 下北沢
 8 秋葉原
 9 吉祥寺

第3章 京阪神におけるメディアとバックストリートの関係
 1 創造の場
 2 京阪神の胎動期
 3 東京への一極集中
 4 サブカルチャーの勃興とタウン誌

第4章 ポップカルチャー創出の場としての札幌のバックストリート
 1 一九七〇年代の札幌
 2 田上義也
 3 音楽の基盤形成
 4 場所の形成
 5 文学領域での場所の形成
 6 南三条通り
 7 札幌のメディア戦略
 8 バックストリートの行方

第5章 広島フォーク村から見えるバックストリートの機能
 1 広島のバックストリートカルチャーの現状
 2 広島フォーク村の誕生
 3 第二期広島フォーク村
 4 広島中心商店街界隈
 5 バックストリートの力
 6 アニメなどの映像系アーティスト
 7 新たなバックストリートの出現

第6章 福岡におけるバックストリートの拡散
 1 ブラジレイロ
 2 照和の時代
 3 サブカルチャー生成の基盤としての学生の存在
 4 現在の福岡での創造の場
 5 福岡のバックストリート

第7章 結語

あとがき

著者プロフィール

増淵 敏之  (マスブチ トシユキ)  (

1957年、札幌市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。ソニーミュージックエンタテインメントなどを経て、法政大学大学院政策創造研究科教授。専攻は経済地理学・文化経済学。著書に『欲望の音楽』(法政大学出版局)、『物語を旅するひとびと』『物語を旅するひとびとⅡ』(ともに彩流社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。