プロレスファンという装置
小田 亮:編著, 亀井 好恵:編著
発行:青弓社
この版元の本一覧
四六判 248ページ 並製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-3247-2(4-7872-3247-9) C0336
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年08月
書店発売日:2005年08月24日
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紹介

プロレスという物語を、ファンはどう読み、解釈し、消費しているのかを明らかにして、クールでアイロニカルな読みをする「成熟したファン=邪推するオーディエンス」の悲哀と絶望、歓喜と正面から向き合う。9人の論者が迫るプロレスファンの文化研究。

目次

はじめに 亀井好恵 序章 プロレスファンであることの悲哀と絶望──ミスター高橋以後の精神史 井上章一 第1章 「活字プロレス」という名の装置 山野井健五  1 プロレス・ジャーナリズムによる興行──「週刊プロレス」主催「夢の架け橋」  2 WARの「夢の架け橋」参加拒否  3 「週刊ゴング」の「夢の架け橋」評価  4 「平和の祭典」  5 結びにかえて 第2章 プロレスファン二十二歳──毎日プロレスな日々 樋口裕二  1 背景──プロレスファン、二十二歳、現役大学生(四年)、男  2 プロレスファンは読むためにどのようにして情報収集をしているのか?──ある一カ月の記録  3 プロレスメディアとの接触を通じてわかること 第3章 女子プロレス興行にみる音楽の使われ方 東谷 護  1 娯楽ショーからテレビ・ショーへ  2 歌うレスラーは一過性のものではない  第4章 ステレオタイプなメッセージ──全女イズムを軸に 亀井好恵  1 「読む」ファン/「読まない」社会  2 運動体、生き様をあらわす「全女イズム」  3 「全女イズム」再登場──二〇〇二年時点の「読む」ファンへの提示  4 土臭さのリリシズム  5 読もうとしないファン 第5章 ガイアの物語構成──過去・現在、そして未来へ続く「読む」という行為 岩佐敦子  1 プロレスのストーリーとは?  2 赤と青の物語は終わらない  3 非モーニング娘。的ユニット抗争  4 「読み」は止まらない 第6章 〈仮縫い〉のようなプロレス──広田さくらのコスチューム論 小野原教子  1 コスプレというスタイル  2 プロレスへの笑い/問い  3 パタンブックのような〈私〉 第7章 エンターテインメントとしてのプロレスと中年ファン 岡村正史  1 データで見るK-1、PRIDEの隆盛  2 二十代向けのゲームと化したプロレス  3 「家族」という鉱脈 終章 プロレスファン論の可能性に向けて 小田 亮

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青弓社

著者プロフィール

小田 亮(オダ マコト)

1954年、新潟県生まれ。成城大学文芸学部教授。専攻は文化人類学。著書に『レヴィ=ストロース入門』(筑摩書房)、『構造人類学のフィールド』(世界思想社)など。

亀井 好恵(カメイ ヨシエ)

1962年、群馬県生まれ。武蔵野美術大学非常勤講師、成城大学民俗学研究所研究員。専攻は民俗学。著書に『女子プロレス民俗誌』(雄山閣出版)など。

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