「特攻」の語りの戦後史殉国と反逆
福間 良明
発行:青弓社
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A5判 224ページ 上製
定価:3,400円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-2022-6 C0320
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年07月
書店発売日:2007年07月27日
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紹介

敗戦後、数多く出版されてきた特攻隊にまつわる遺稿集とその映画から「特攻」表象の歴史的変容を読み、「特攻」が「反戦」「犬死」「忠誠」「殉国」「反逆」と多様に語られてきたプロセスを通して戦後日本のナショナリティに迫る。

目次

プロローグ 第1章 「正」と「美」の二項対立  1 戦争末期と特攻  2 学徒兵の「反戦」イメージ  3 「わだつみ」へのアンチテーゼ  4 「純真」な特攻像の受容 第2章 「犬死」の多義性  1 『あゝ同期の桜』の刊行  2 特攻の「任侠」化  3 予科練の遺稿集と映画 第3章 「殉国」の逆説  1 「忠節」への共感と反感  2 「殉国」と天皇制批判 エピローグ あとがき 人名索引 事項索引

著者プロフィール

福間 良明(フクマ ヨシアキ)

1969年、熊本市生まれ。同志社大学文学部卒業。出版社勤務を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、香川大学経済学部准教授。専攻は歴史社会学・メディア論。著書に『辺境に映る日本──ナショナリティの融解と再構築』(柏書房)、『「反戦」のメディア史──戦後日本における世論と輿論の拮抗』(世界思想社)、共編著に『「はだしのゲン」がいた風景──マンガ・戦争・記憶』(梓出版社)、共著に『日本主義的教養の時代──大学批判の古層』(柏書房)、『東アジアの終戦記念日──敗北と勝利のあいだ』(筑摩書房)、訳書にナンシー・スノー『情報戦争──9・11以降のアメリカにおけるプロパガンダ』(岩波書店)など。なお、『「反戦」のメディア史』で内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞を受賞した。

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