発行:青弓社
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四六判 240ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-0039-6 C3300
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年06月
書店発売日:2008年06月25日
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高度情報通信ネットワーク社会では、適切な情報を選んで既存の知識と組み合わせ、新しい知識や知恵を創出する主体が求められている。コンピュータ全盛の現在でも、自身の考え方を養うために読書は最重要である。読書に果たす図書館の役割と可能性を探る。
目次
はじめに 大串夏身
第1章 読書の重要性と図書館 伊東達也
1 現代の読書の意義
2 読書環境としての図書館
3 読書のための図書館活用法
第2章 子ども・ヤングアダルトと読書 村木美紀
1 子ども・ヤングアダルトの読書状況
2 子ども・ヤングアダルトの読書の特徴
3 読書促進のための取り組み
4 読書に関する法律や取り組み
第3章 読書と学校図書館 荻野玲子/松尾亜希子
読書と学校図書館1 荻野玲子
1 小学校図書室・館の役割
2 小学校での読書指導
読書と学校図書館2 松尾亜希子
1 中・高生と読書
2 中・高生と学校図書館
3 読書と学校図書館
第4章 日本出版産業の構造変化 星野 渉
1 雑誌が支えてきた日本の出版産業
2 市場の変化
3 雑誌の需要減退の理由
4 デジタルネットワークの影響
5 出版社・取次会社への経済的な影響
6 新たな収益源の模索
7 書籍は自立できるのか
第5章 出版社からの発言 菊池明郎/植村八潮/橋元博樹
フランクフルト市立図書館の試みに学ぶ 菊池明郎
1 フランクフルト市立図書館
2 図書館による読書推進策
デジタル読書の形成と図書館 植村八潮
1 デジタル出版とデジタル図書
2 デジタル革命の本質
3 デジタル読書の形成と読者の変化
4 読書の変容
大学図書館の変化とデジタル時代の大学出版 橋元博樹
1 学術書の危機
2 大学図書館と大学出版のゆらぎ
3 学術コミュニケーションにおける大学出版の役割と二つの試み
4 誰が学術情報を救済するのか
第6章 読書をめぐる書店と図書館 湯浅俊彦
1 出版流通ルートの多様化と書店数の減少
2 図書館と書店は読者をめぐって対立しているのか
3 読者の変貌
4 読書の重要性と書店、そして図書館
5 書店から学ぶ読者へのアプローチ
第7章 読書推進運動の現状と今後について 中泉 淳
1 読書推進運動は必要か
2 読書量の減少と読解力の低下
3 OECD、PISAの読解力調査の結果
4 公的な読書環境の整備に向けた取り組み
5 民間活動の盛り上がり
6 JPICの活動
7 文字・活字文化推進機構の設立
8 読書推進運動がめざすところ
第8章 言葉の力と日本の未来――文字・活字文化推進機構の役割 肥田美代子
1 風土が生む母語
2 森の民の言の葉
3 美しい日本語の誕生
4 読書で育った作者たち
5 時代を作る書物文化
6 美智子皇后の講演
7 子ども読書年の国会決議
8 国立国際子ども図書館の設立
9 子どもの読書活動推進法の制定
10 文字・活字文化とは
11 言語力と文字・活字文化振興法
12 読書の先を見る
13 文字・活字文化推進機構の役割
著者プロフィール
大串 夏身(オオグシ ナツミ)
1948年、東京都生まれ。昭和女子大学大学院生活機構研究科教授兼図書館長。日本図書館情報学会、日本学校図書館学会、日本図書館協会、比較都市史研究会などの各会員。著書に『図書館の可能性』『チャート式情報アクセスガイド』『文科系学生の情報術』『これからの図書館』『DVD映画で楽しむ世界史』(いずれも青弓社)、『情報を探す技術 捨てる技術』(ダイヤモンド社)、編著に『課題解決型サービスの創造と展開』(青弓社)などがある。
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