21世紀・知恵創造の基盤組織これからの図書館
大串 夏身
発行:青弓社
この版元の本一覧
四六判 200ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7872-0026-6(4-7872-0026-7) C0000
品切・重版未定
奥付の初版発行年月:2002年03月
書店発売日:2002年03月03日
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紹介

地域の情報拠点、読書施設、各県の知的遺産の保存などのきわめて重要な役割をもつ県立図書館は、地方自治の中心施設として、インターネット時代に対応した住民サービスをもっと徹底し、住民の参加によって運営されなければならない、と大胆に提言する。

目次

まえがき 第1章 これからの公立図書館のあり方  1 日本をとりまく状況の変化と図書館   [1] 脱工業社会の到来──知恵の時代の到来   [2]知識の共有から新しい知恵の創出へ   [3]遅れている日本の情報化  2 図書館の情報化、あるいは電子図書館の構想   [1]「2005年の図書館像」がまとめられた背景   [2]「2005年の図書館像」について  3 図書館とは何か、その社会的役割   [1]図書館とは何か   [2]図書館の社会的な役割  4 図書館の各種サービス  5 貸出にたいする批判  6 日本文化と貸本屋  7 住民の期待に応えるためのさまざまな方策   [1]経営の効率化と透明性を高める   [2]住民参加の促進とボランティア   [3]サービス評価方法の開発   [4]学校との連携   [5]地域ネットワークの形成   [6]情報通信機器の整備と活用方針の確立   [7]新しいサービス、職員の再教育など  8 資料は利用されてこそ価値を生む 第2章 県立図書館のこれから  1 最近の県立図書館の構想について  2 「知恵の時代」への基盤を築く  3 人間の成長と知識の蓄積過程  4 新時代の県立図書館  5 五年から十年後の県立図書館を計画するための重要な視点   [1]図書館をとりまく情報環境の変化   [2]知識の増加と知恵創造のネットワーク   [3]県民の文化を豊かに   [4]インターネットを活用したサービス  6 いくつかの問題について   [1]NPO、PFIについて   [2]本は買って読むものだという考えについて   [3]県立図書館はあえて資料をもつ必要があるのか   [4]県立図書館が県域ネットワークの中心になることについて 第3章 レファレンス・サービスについて考える  1 レファレンス・サービスとは何か   [1]日本の情報化とレファレンス・サービス   [2]レファレンス・サービスとは何か   [3]具体的にどんな質問が寄せられているのか  2 レファレンス・サービスをよりよくするために   [1]レファレンス・サービス改善の方法   [2]「いらっしゃいませ」か「こんにちは」か   [3]利用者との会話をなぜ検討するのか   [4]住民のプライバシーを大切に   [5]レファレンス・サービスは理解されているか   [6]人が生きるということとレファレンス  3 レファレンス質問・回答は係員全員でやるもの   [1]マニュアルの整備   [2]レファレンス事例集はよく聞かれる質問を中心に  4 レファレンス・サービスにおける協力システム   [1]中央館と地域館の関係について   [2]レファレンスに関する研修を  5 インターネットを活用したレファレンスの可能性   [1]インターネット情報源は活用できる   [2]活用にさいしての考え方 第4章 近年のレファレンスサービスの動向と技術  1 レファレンス・サービスをとりまく状況の変化   [1]IT革命とインターネットの急速な普及   [2]インターネット情報源の量的な拡大と質的な向上   [3]電子図書館と情報サービス   [4]近年のレファレンス・サービスの動向  2 レファレンス・サービスにおける新しい展開   [1]インターネットを活用したサービス   [2]インターネット情報源の評価方法  3 レファレンス・サービスにおける新しい技術   [1]部分的な自動化の試み   [2]リンク集作成と検索エンジンの開発   [3]質問・回答事例データベースの作成と活用   [4]レファレンス・ツールの開発  4 これからのレファレンス・サービス   [1]住民の情報ニーズの高まり   [2]インターネット情報源の量的、質的な充実   [3]図書館からの情報発信   [4]職員の再教育と専門職の質的な向上   [5]レファレンス・ネットワークのいっそうの充実   [6]レファレンス・サービスの評価方法の開発 第5章 図書館司書の専門性について考える──経験的専門職論  はじめに  1 社会的にみた専門職としての司書   [1]社会のなかで専門職として認められる条件   [2]専門職集団内部での要件  2 書誌情報の世界──司書の固有の領域   [1]図書館司書と研究者との違い   [2]書誌情報の大航海時代へ  3 司書の仕事と専門性   [1]採用試験における司書の専門性のレベル   [2]個々のサービスに即して  4 専門職館長の必要性  5 人と資料を結びつけること  6 書誌情報の世界に生きる   [1]小説を読むように目録を読む   [2]資料評価と司書の成長  7 一般行政職のなかで仕事して  8 スペシャリストとしての司書 第6章 地方自治と図書館  はじめに  1 地方分権の背景  2 戦後の地方自治の流れ──地方分権・地方政府   [1]戦後経済の変化と地方自治   [2]地方政府か、地方自治か   [3]国家の後見的監督下か? 住民固有の権利か?  3 戦後地方行政の流れ   [1]シャウプ勧告と図書館   [2]シビル・ミニマムと地方自治   [3]社会教育不要論   [4]生涯学習の展開   [5]地方分権の動き  4 戦後公立図書館の発展と地方自治   [1]図書館法の成立   [2]「中小レポート」   [3]貸出記録とプライバシー   [4]図書館法改正と望ましい基準  5 地域住民と図書館   [1]住民と図書館   [2]予算書のわかりにくさ  6 図書館経営と住民   [1]図書館経営と住民参加のルート   [2]ボランティアとしての参加   [3]友の会などとしての参加   [4]図書館協議会   [5]地域団体、組織と図書館   [6]図書館の情報公開   [7]館長の役割   [8]図書館経営・サービスにたいする評価   [9]図書館政策の策定 まとめ あとがき

関連リンク

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著者プロフィール

大串 夏身(オオグシ ナツミ)

1948年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京都に図書館司書として入都、東京都立中央図書館、日比谷図書館、(財)特別区協議会調査部、東京都企画審議会調査部に勤務。現在、昭和女子大学一般教養科教員。日本図書館協会、日本図書館情報学会、日本学校図書館学会(理事)、情報文化学会、情報メディア学会、地方史研究協議会、比較都市史研究会などの各会員、江戸東京博物館客員教授、文部省電子図書館構想協力者会議委員などを務める。



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