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国家と追悼
「靖国神社か、国立追悼施設か」を超えて
発行:社会評論社
縦20mm
251ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年8月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2014-02-09 |
朝日新聞
評者: 赤澤史朗(立命館大学名誉教授・近代日本政治史) |
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紹介
靖国神社に代わる「対案」として浮上した「無宗教の国立追悼施設」構想。しかし、多様な個性を持った「犠牲者」を単一化・唯一化し「追悼」することで、一つの"国家"が顕現される本質は変わらない。国家によるあらゆる「追悼」を根底から問う宗教者・研究者による論集。
目次
序章 追悼する国家を問う視点
第1章 座談会・国立追悼施設論争とは何だったのか?
第2章 "非宗教/無宗教"のポリティクス-神道非宗教論と「国立の無宗教の施設」論をめぐって
第3章 ドイツにおける国家と追悼-ノイエ・ヴァッヘはドイツの「過去の克復」に何をもたらしたか
第4章 済州・虐殺と追悼-「死者」の再構成という観点
終章 国家による追悼-何が問題なのか?
上記内容は本書刊行時のものです。