発行:ポット出版 この版元の本一覧
四六判 192ページ 上製
定価:1,900円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7808-0136-1 C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年12月 書店発売日:2009年12月11日
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小浜逸郎が2001年から約十年にわたり発表してきた文章から、子ども、教育に関わるものを一挙収録。
「子どもという存在について」「メディアから見る子ども」「学校、教育の現場に見る子ども」と、三つの切り口から、現代の子どもたちが直面する問題を論じていく。
2010年2月には、この本と対をなす『大人問題』刊行予定。
目次
まえがき
一章●子どもを育てるとはどういうことか
「子育て」の本質
遊びと文化
児童の自主性
干渉と不干渉のバランス
親の切ない心情
「お節介な、いい人」になる理由
公衆道徳を守る子どもの痛々しさ
未成年者はいつ「国民」になるのか
新しい通過儀礼を
なぜ道徳が成り立つのか
道徳心の起源
二章●青少年事件報道のゆがみ
ホームレスとヒューマニズム言説
池田小学校事件に思う
被害者の名前・写真の公開を疑う
再び、被害者報道の過熱について
アキバ通り魔事件を読む
フィリピン送還報道の軟弱さ
試合途中で泣くな!
三章●学校のメンバーとしての子ども
近未来の教師像
生徒に対する教師の権威を確立せよ
ゆとり教育の失敗がもたらしたもの
中学公民教科書を読む
「本当の自分」探しの虚妄
中世的世界像への回帰?
大学生の無知について
中学生のセックスについて
性に対する「大人」の態度
東大でビリとP大でビリとは雲泥の差
学校を通過する意味を客観視せよ
中国恐るべし
モンスター・ペアレンツ考
自分の無知を表現しよう
あとがき
初出一覧
プロフィール、著作一覧
版元から一言
小浜逸郎さんの文章を読むと、いつも視点のブレなさ、に気づきます。
そのおおもとは、小浜さんは「正しく生きるとはどういうことか?」という問いを常に持っている方だからだと思います。
人間が、大人が、そして子どもにとって、正しい生とは何か、と。
本書には教育に関する論考から、時評、エッセイなど、幅広いジャンルの文章が収録されています。
地に足を付けて、まっとうにものごとを捉えると見えてくる違和感。
その違和感に、様々な角度からアプローチする一冊です。[担当編集・高橋大輔]
関連書
『自由は人間を幸福にするか』(ポット出版)
『男はどこにいるのか』(ポット出版)
『方法としての子ども』(ポット出版)
『可能性としての家族』(ポット出版)
関連リンク
著者プロフィール
小浜 逸郎(コハマ イツオ)
1947年、横浜市生まれ。批評家。横浜国立大学工学部建築学科卒業。国士舘大学客員教授。思想講座「人間学アカデミー」主宰者。
上記内容は本書刊行時のものです。書影としての利用はご自由に。イラストだけの利用はお問い合わせください。
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