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ソーシャルメディアの罠
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年6月
- 書店発売日
- 2015年6月2日
- 登録日
- 2015年4月10日
- 最終更新日
- 2016年2月26日
書評掲載情報
2015-06-14 | 読売新聞 |
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紹介
●便利だけれど、使い方を間違えると、とんでもない事態が生じてしまう!
危険なスマホ問題はどこにある?
●スマホの利便性が高まるにつれて、LINE やTwitter、Facebook などのSNS
(ソーシャルネットワークサービス) は、あらゆる世代を席巻している。
大人が使っても問題は生じるのに、ましてや分別がつけづらい
中高生、大学生などが手にしたらどんなことが起こるのか、
そして、すでに起こっているのか?
●本書では、コミュニケーション学で日本で初めて博士号を取得した著者が、
自分の勤務校である女子大を例にとりながら、あらゆるサンプルを集め、
ソーシャルメディアに潜む罠を平易な言葉で分かり易く解説します。
「本書を通して、子どもや若者のスマホ利用に頭を悩ませている
保護者や教員の方々、ビジネス現場で部下や同僚とのコミュニケーション・
ギャップに頭を抱えている多くの管理職の方々など、
日々コミュニケーションに苦労されているみなさんの気持ちが整理され、
少しでもすっきりされることを願っている。
そして、本書で述べる「コミュニケーション作法」への考え方に
共感していただき、その考え方に基づき、現実的に何がしかの
お役に立てれば、著者として望外の幸せである。
(「はじめに」より)
目次
第1章 コミュニケーションの悩ましさ
今どきの女子大生のコミュニケーション風景
コミュニケーションの質が変化してきている
メディアが多様化する時代 /多様化ゆえの悩み
第2章 インターネットは私たちの何を変えたのか
20 年をどう受け止めるか/
「みんなの意見」は案外正しいのか/世界は縮小しているのか
インターネットは、なぜ人を感情的にするのか/便利さの代償
第3章 ソーシャルメディアのいま
スマホとネット/調査結果から考える
スマホはどう使われているのか/LINE:既読機能の功罪
Twitter:一部のつぶやきをみんなで共有
Facebook:「友達」をめぐるジレンマ
/スマホというパンドラの箱
第4章 ソーシャルメディアの罠
罠とは何か/同調圧力の罠/依存の罠/疲労の罠
思考停止の罠/激情化の罠
第5章 コミュニケーションを問い直す
コミュニケーションは何のために
広報の世界は信頼関係がカギ
組織はコミュニケーションに支えられている
「まちづくり」には信頼関係が詰まっている
信頼関係の難しさ
第6章 コミュニケーションはバランス感覚
多様なメディアをいかに使いこなすか
メディアエコロジーの考え方/リアルな対話が基本
情報には人肌感がほしい
情報のファシリテーターとしての編集力
第7章 ソーシャルメディアといかに向き合うか
情報は多様なソースから/リアルな対話機会を増やす
情報のダンシャリ/友達のリストラ/
つながらないことの意味/孤独は創造の場
終章 コミュニケーション作法をもとう
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
上記内容は本書刊行時のものです。