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ニューメキシコのD.H.ロレンス
「そこは時間の流れが違う」
原書: D.H.LAWRENCE IN NEW MEXICO “THE TIME IS DIFFERENT THERE”
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2014年5月
- 書店発売日
- 2014年5月9日
- 登録日
- 2014年2月26日
- 最終更新日
- 2020年12月3日
紹介
アメリカ・インディアンに「赤いキツネ」の愛称で親しまれていたロレンス。
プエブロ、ヒスパニック、アングロ、三つの文化が交差する町タオス――アメリカ南西部に魅せられた現代作家の足跡。
「アメリカン・アートの発信地」ニューメキシコ州タオスにおけるロレンスの足跡を新しい資料と写真で辿る新研究。『セント・モーア』「馬で去った女」『アメリカ古典文学研究』など多くの作品をロレンスはこの地で書いた。ロレンスの死後、遺灰が納められたのもタオスであり、駆け落ちした妻フリーダが生を全うしたのもこの地であった。
目次
はじめに
第一章 若き日のロレンス
イングランド、そしてヨーロッパへ
セイロン、そしてオーストラリアへ
第二章 はじめてのタオス 一九二二年九月から一九二三年三月まで
タオスへの道のり
ロレンス夫妻の到着
バーサム法案
共同執筆の試み
ホーク夫妻の家
デンマーク人の芸術家たち
メキシコ、チャパラ湖
ロンドン、そして「最後の晩餐」
第三章 二度目のタオス 一九二四年三月から十月まで
カイオワ牧場
牧場の歴史
ロレンス夫妻、牧場を譲り受ける
D・H・ロレンス牧場の現在
「ロレンスの木」
第四章 タオスでロレンスが書いたもの 一九二四年三月から十月まで
「プリンセス」
「馬で去った女」
『セント・モーア』
メキシコとオアハカ
第五章 三度目のタオス 一九二五年四月から九月まで
ロレンス、テネシー・ウィリアムズ、そしてタオス
第六章 ロレンスの「禁じられた絵」
サキ・カラヴァスとロレンスの絵
ひとつの時代の終わり
ロレンスの遺灰
補 遺 ロレンスがタオス滞在中に書いた作品
タオス・プエブロについて 上村哲彦
付 録 タオス芸術家協会
訳者あとがきにかえて
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
上記内容は本書刊行時のものです。