墨書土器・馬具・瓦・埴輪    超古代を科学する封印された須恵器のルーツ
百瀬 高子:著
発行:彩流社 この版元の本一覧
四六判 183ページ 並製
定価:1,600円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7791-1415-1 C0021
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年02月 書店発売日:2009年02月05日
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紹介

世界に誇れる超古代の真実が古事記・日本書紀によって封印されたとの立場をとる著者が、縄文時代以後の中部山岳における信州などで多くの土器文化や製鉄・青銅文化の存在、銅鐸と銅戈の出土などを材料に描く古代史像の転換。
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「プロローグ」より
日本の古代には、世界に誇れる巨大な前方後円墳、世界一古い縄文文化、巨大な三本の巨木を束ねて一本の柱にした出雲大社、三内丸山遺跡の巨大柱群、銅鐸文化がある。
 私は縄文文化を科学しているうち、日本建国の飛鳥・奈良時代に縄文文化や巨大銅鐸文化等世界に先駆けた優秀な日本の真実の超古代史が、古事記・日本書紀の外に追い落とされたことを実感した。そして縄文時代から続いた六千年以上も前の優れた日本の真実の超古代の不都合なルーツが封印されたと知った。
 今もなお日本の数々の文化・芸術・鉱工業技術の超古代史は、奈良平安時代に堅く封印されたままだ。極秘の超古代史の真実を、科学の力で解明しなければと思う。
 前著では縄文時代に製鉄が日本で行われていた可能性を科学的に検討し(信州諏訪がルーツ)、黄金輝く金環文化が埼玉県東松山市と周辺に生まれていたことを見つけ出した。そして今回は縄文時代以後、中部山岳の長野県等で多くの土器文化や製鉄・青銅文化が産まれていたことを知った。
平成19年、長野県中野市柳沢遺跡で銅鐸と銅戈が出土、また坂城町の五明条里水田跡の木棺墓から七点の鉄鐸が出土したことなど、封印されていた各地で真実の古代史の扉が少しずつ開かれつつある。

目次

▼目次▲
プロローグ
第1章 雲母輝く縄文のビーナス
第2章 雲母混入甲斐式土器文化
第3章 華やかな赤彩土器文化は
     キラキラ輝く雲母文化に対抗した
第4章 鉄鐸のルーツは松本市芳川小原遺跡と平田本郷周辺
*コラム・銅碗 
第5章 小池・一ツ家遺跡は墨書・漢字のルーツ?
     そして緑釉・青磁 等
*コラム・アルファベット文字は日本の縄文土器模様がルーツ
第6章 吉田川西遺跡(塩尻)低温緑釉陶器のルーツ
第7章 須恵器(窯)のルーツは松本市中山カニホリ遺跡辺と
     鍬形沢古窯址
*コラム・箆削底・糸切底 
第8章 埴輪のルーツ・〈平田里古墳と弘法山古墳の
     敵対関係〉
第9章 赤い土器と鉄環(鉄釧)と善光寺平
*コラム・多発する凶悪事件と子育て 
第10章 魏式窟屋の八面大王
    〈金環勢力の穂高・安曇野と松本の活躍・古墳〉
*コラム・和泉小太郎伝説 
第11章 信州・安曇族
第12章 須恵器のルーツ・松本平総まとめ
終 章

著者プロフィール

百瀬 高子(モモセ タカコ)

長野県出身
東京都公務員退職後、古代史研究
著書 『御柱祭 火と鉄と神と——縄文時代を科学する』(2006年、彩流社)
・『超古代国家・神州は実在した』(1987年)

上記内容は本書刊行時のものです。
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