大英帝国と戦ったインドのジャンヌ・ダルク王妃ラクシュミー
ジョイス・チャップマン・リーブラ, 薮根 正巳:訳
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 414ページ 上製
定価:3,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7791-1360-4 C0023
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年09月
書店発売日:2008年09月24日
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紹介

19世紀半ばのインド——
大英帝国の植民地支配に反旗を翻したひとりの王妃がいた。
英国軍司令官は彼女をジャンヌ・ダルクにたとえ、「もっとも勇猛に戦った戦士」と褒め称えた。
インドの独立運動に大きな影響を与えた王妃ラクシュミーを描く歴史物語。

目次

はじめに——物語の背景

プロローグ
第1章 チャビリー
第2章 お転婆マヌ
第3章 縁談
第4章 結婚式
第5章 騎馬隊の結成
第6章 ジャンシー城
第7章 ヴァラナシー巡礼(1)
第8章 ヴァラナシー巡礼(2)
第9章 王子の誕生
第10章 国王逝く
第11章 王国没収
第12章 金髪のエリス
第13章 ラング弁護士
第14章 ハミルトン特使
第15章 牛の屠殺解禁
第16章 山賊サガール・シン
第17章 モチ・バイの冒険
第18章 不穏な動き
第19章 スケーンの危機
第20章 セポイの反乱
第21章 オルチャの侵攻
第22章 ローズ将軍の作戦
第23章 王妃の決断
第24章 ジャンシー攻防戦
第25章 月夜の脱出
第26章 総攻撃
第27章 作戦会議
第28章 クーンチの戦い
第29章 カルピー城
第30章 退却と転進
第31章 グヮリオール城
第32章 ヒンドスタンの明日の空へ
エピローグ

日本の読者の皆さんへ
訳者あとがき
王妃ラクシュミー関連年表

《地図》一八五七年当時のインド/現在のインド
《主な用語解説》/《主な登場人物》

■(社)日本図書館協会 選定図書

版元から一言

■物語の背景

19世紀半ばのインド——英国は東インド会社と総督府を通じて植民地支配を強化し、インドの直接統治を進めていた。
マラーター王国の高官の娘として生まれたラクシュミーは、インド北部ジャンシー王国のマハラジャと結婚し、王宮内に女性騎馬隊を組織して、政治手腕を発揮していた。夫の死後は幼い養子の摂政として国民の信望を集めていたが、マハラジャ不在のジャンシー王国を接収しようとする英国の圧力に次第に追いつめられていく。
そして1857年、インド北部で起きた「インド大反乱(セポイの乱)」の波に、王妃ラクシュミーも巻き込まれていく……。

■王妃ラクシュミー(1834?-58)

養子の幼子を背負って戦う姿として伝説化され、絵画や銅像、民謡が多く残されている。
現在でも、民族独立の「英雄」としてインドの人々に敬われ、物語が語り継がれている。インドでは映画化の動きもある。
「インド大反乱」を鎮圧した英国軍司令官ローズ将軍は、ラクシュミーをジャンヌ・ダルクにたとえ、「有能な戦略家であり、もっとも勇敢に戦った戦士」として褒め称えた。
1943年、チャンドラ・ボースはシンガポールで発足させたインド国民軍の婦人部隊に、「ジャンシーの王妃連隊」と名付けた。
インドの初代首相ネルーも著書で、ラクシュミーを讃えている。

著者プロフィール

ジョイス・チャップマン・リーブラ(リーブラ,C.(チャップマン)J.(ジョイス))

Joyce Chapman Lebra
コロラド大学歴史学名誉教授。ハーバード大学で、エドウィン・O・ライシャワー教授の下、数少ない女性の教え子として東洋史を専攻、博士号を取得する。コロラド大学の歴史学教授として、日本史とインド史を教え、現在も日本、インド、ハワイの近代史の研究を続けている。日本には交換研究教授として10年以上、インドにも3年以上住み、両国の近代歴史上の人物、特に女性に焦点をあてた著作が多い。現在、アメリカ・コロラド州ボールダー在住。
主要著書:『チャンドラ・ボースと日本』(原書房、1968年)〔Jungle Alliance: Japan and the Indian National Army (Singapore, Asia Pacific Press, 1971〕、Okuma Shigenobu: Statesman of Meiji Japan (Australian National University Press, 1973)〔『大隈重信』(早稲田大学出版部、1980年)〕、Japanese-trained Armies in Southeast Asia: Independence and Volunteer Forces in World War II (Columbia University Press, 1977)〔『東南アジアの解放と日本の遺産』(秀英書房、1981年)〕、The Rani of Jhansi: A Study in Female Heroism in India (University of Hawaii Press, 1986)、本書 Durga's Sword (Indus, 1995) など。

薮根 正巳(ヤブネ マサミ)

大阪大学工学部、テキサス大学大学院化学工学科修了(フルブライト留学生)。石油および化学会社に勤務後、現在、中東関連の技術コンサルタント。横浜市在住。

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コメントとトラックバック 1件 »

  1. こんにちは、私はインド人でございます。日本語に興味がおりますのでこの本を勉強を始めました。今最初の5ページぐらい読みました。理解できました。。。:-)

    書いた内容についてですが始まりは正しくMugalとTurk時代から開始して頂いており、本当のインドの歴史を読んでいるように思い出ってきました。
    (While reading this book it came to my mind as if I am really reading the history of India, as it starts from the Mugal and Turk Era.)

    読むのは開始致したばかりですので詳しくは後で書きます。けど最初のページ読んだだけでとても良い書き方で書いているのでうれしかったです。

    VeryGoodWork!

    もひとつ伝いたいのはインドで王妃ラクシュミー は実際に王妃ラクシュミー バイで呼ばれるんです。ラクシュミーバイ。。。本当にインドのGreatestFemaleFreedomFighter人でした。

    日本人は多分知らないのでこの本は王妃ラクシュミー バイに付いて良く紹介させるようになると思います。

    Good Work And All the best !

    コメント by Chandan — 2008/9/24 水曜日 @ 19:25:45

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