漱石異説夫婦で語る『こゝろ』の謎
木村 澄子:共著, 山影 冬彦:共著
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 265ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7791-1135-8(4-7791-1135-8) C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年01月
書店発売日:2006年01月23日
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紹介

命をかけた師弟愛 —「適当の時機」を鍵にさぐる先生自殺の真相!
団塊世代に属す友だち夫婦が軽妙洒脱な対話で、すべての漱石好きに贈る『こゝろ』の斬新解釈。主題・構成・語りが交差する論点は連続する驚き。
主題を「私の心をあばく」、構成を「入れ子構造」、語りを「先生と青年の響き合い」と捉えて、「明治の精神に殉死する」先生の自殺理由が偽装されたさままで透視する。謎解きを40の要所に配置して細部にも目が届く。

目次

第1章 漱石作品における『こゝろ』の位置
第2章『こゝろ』の入れ子構造 — 構成上の謎
第3章『こゝろ』の語りの特徴
第4章 人物・事件整理簿
第5章「上 先生と私」を巡って
第6章「中 両親と私」を巡って
第7章「下 先生と遺書」を巡って(1)
第8章「下 先生と遺書」を巡って(2)
第9章 青年の故郷を訪ねて 

著者プロフィール

木村 澄子(キムラ スミコ)

1948年、茨城県生まれ。東京都立小石川高等学校・早稲田大学教育学部卒・同大学院文学研究科修士課程修了。現在、東京都立九段高等学校教諭。
東京都立南葛飾・小川高等学校を経て、新宿山吹高等学校通信制課程に在職中、NHK高校講座「現代文」の講師となり、2005年度放送開始の同講座では夏目漱石『こゝろ』他を担当。
「現代文」学習書(1998年〜2004年版)共同執筆。
日本顔学会に、東京歯科大学茂木悦子助教授らと共同研究発表(2001〜2005年)。
生涯学習にも携わり、神奈川県藤沢市では教育問題セミナー・不登校等の教育相談、東京都墨田区の生涯学習講座(さくらカレッジ)では近代日本文学講座を担当するなど多彩な教育活動をしている。

山影 冬彦(ヤマカゲ フユヒコ)

1948年、群馬県伊勢崎市生まれ。群馬県立前橋高等学校卒業・武蔵大学大学院経済学研究科修士課程修了。近年、神奈川県立高等学校退職。
著作に『逃亡者』(自費出版)、『アダム・スミスの娘たち』(一部共訳、龍渓書舎)、『契約結婚』(武蔵野書房)、『漱石異説二題ー『坊つちやん』抱腹・『道草』徘徊』(彩流社)、『漱石異説『こゝろ』反証』、『漱石異説『坊つちやん』見落ー『漱石研究』落選集』、『漱石異説『坊つちやん』連想ー多田薬師炙り出し』(以上、武蔵野書房)、『漱石異説『坊つちやん』練想ー指導力不足教員としての坊つちやん』(文芸社)がある。
URL http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/
eメール yamahiko@cityfujisawa.ne.jp

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