版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ブラジル映画史講義 今福 龍太(著者) - 現代企画室
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|中|協和|三和|JRC|日教販|八木|ツバメ出版流通
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

ブラジル映画史講義 (ブラジルエイガシコウギ) 混血する大地の美学 (コンケツスルダイチノビガク)

芸術
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:現代企画室
四六判
縦189mm 横130mm 厚さ30mm
重さ 520g
450ページ
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-7738-1803-1   COPY
ISBN 13
9784773818031   COPY
ISBN 10h
4-7738-1803-4   COPY
ISBN 10
4773818034   COPY
出版者記号
7738   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年5月
書店発売日
登録日
2018年4月4日
最終更新日
2018年5月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2018-06-03 読売新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

『ハーフ・ブリード』(メキシコ論)に続く、今福龍太によるブラジル文化論決定版。1930年代のブラジル映画黎明期から、シネマ・ノーヴォを代表する傑作群、それにつづくトロピカリズモの時代、ブラジル文化の新たなヴィジョンを示した1980年代の問題作まで、世界映画史に屹立する「ブラジル映画」を育んだ精神性、その特異な集団的美学がよってたつ大地の歴史・風土・文化(音楽、思想、文学、演劇……)を縦横無尽に探究する。


本書で取り上げている主な映画
・『限界』Limite
  製作・監督・脚本・編集:マリオ・ペイショット/ブラジル/1931年
・『ブラジルの発見』O Descobrimento do Brasil
  監督:ウンベルト・マウロ
  音楽:エイトル・ヴィラ=ロボス/ブラジル/1937年
・『リオ40度』Rio,40 Graus
  監督・脚本:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス/ブラジル/1955年
・『黒いオルフェ』Orfeu Negro
  監督:マルセル・カミュ/フランス/1959年
・『黒い神と白い悪魔』Deus e o Diabo na Terra do Sol
   監督・脚本:グラウベル・ローシャ/ブラジル/1964年
・『アントニオ・ダス・モルテス』O Dragao da Maldade contra o Santo Guerreiro
  監督・脚本・美術:グラウベル・ローシャ/ブラジル/1969年
・『マクナイーマ』Macnaima
  監督・脚本:ジョアキン・ペドロ・ジ・アンドラージ
  原作:マリオ・ジ・アンドラージ/ブラジル/1969年
・『私が食べたフランス人』Como era Gostoso o Meu Frances
  監督・脚本:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス/ブラジル/1971年
・『イラセマ:あるアマゾンでの出会い』Iracema, Uma Transa Amazonica
  監督:ジョルジ・ボダンスキー、オルランド・セナ/ブラジル/1976年
・『バイバイ・ブラジル』Bye Bye Brasil
  監督:カルロス・ディエギス/ブラジル/1980年
・『キロンボ』Quilombo
  監督:カルロス・ディエギス
  音楽:ジルベルト・ジル/ブラジル/1984年
・『イッツ・オール・トゥルー』It's all true:Based on an Unfinished Film by Orson Welles
  監督:リチャード・ウィルソン他
  出演:オーソン・ウェルズ、グランジ・オテーロ他
  アメリカ、フランス/1993年
・『バナナこそわが職務』Carmen Miranda:Bananas Is My Business
  監督:ヘレナ・ソルバーグ
  出演:カルメン・ミランダ他
  ブラジル、アメリカ/1995年

著者プロフィール

今福 龍太  (イマフク リュウタ)  (著者

文化人類学者、批評家。1955年東京に生まれ、湘南で育つ。1982年よりメキシコ、キューバ、アメリカ南西部に滞在し調査研究に従事。2005年より東京外国語大学大学院教授を務める。2000年以降、サンパウロ大学、サンパウロ・カトリック大学などで客員教授を歴任。また2002年より、群島という地勢に遊動的な学び舎を求めて〈奄美自由大学〉を創設し主宰する。主な著書に『クレオール主義』(青土社 1991;増補版 ちくま学芸文庫 2003)、『ミニマ・グラシア』(岩波書店 2008)、『ブラジルのホモ・ルーデンス』(月曜社 2008)、『群島―世界論』(岩波書店 2008)、『サンパウロへのサウダージ』(C. レヴィ=ストロースとの共著、みすず書房 2008)、『レヴィ=ストロース 夜と音楽』(みすず書房 2011)、『書物変身譚』(新潮社 2014)、『ジェロニモたちの方舟』(岩波書店 2015)『ハーフ・ブリード』(河出書房新社 2017)などがある。2017年に『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房 2016)により第68回読売文学賞を受賞。同年、これまでの主著を含む新旧著作のコレクション〈パルティータ〉全5巻(水声社)が刊行された。

上記内容は本書刊行時のものです。