「韓国の広島」はなぜ生まれたのかヒロシマを持ちかえった人々
市場淳子
発行:凱風社
この版元の本一覧
四六判 368ページ 上製
定価:2,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7736-2504-2(4-7736-2504-X) C0036

奥付の初版発行年月:2000年11月
書店発売日:2000年11月30日
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紹介

米国は1945年8月6日広島に、8月9日長崎に人類史上初の核兵器・原子爆弾を投下した。その熱線や爆風で、日本人と共に約7万人の朝鮮人が被爆し、約4万人が死んだとされる。生き残った朝鮮人はその後、原爆後障害に苦しみながらもさしたる補償も受けられず、今日まで〈棄民〉扱いされてきた。
 本書で著者は、在韓被爆者(外国人被爆者)には日本人被爆者と同等の補償を受ける権利があることを訴えると共に、なぜ彼らが当時、広島にこんなにも多く在住していたのかを豊富な研究・取材によって明らかにする。原爆関係の必読書。

目次

【第一部】在韓被爆者 闘いの軌跡
◆第一章 見捨てられた在韓被爆者(1945〜1966年)
◆第二章 立ちあがった在韓被爆者(1967〜1978年)
◆第三章 補償を拒みつづける日本政府(1979〜1989年)
◆第四章 人道的支援ではなく補償を(1990〜)
【第二部】「韓国の広島」を生みだしたもの
◆序 章 陜川との出会い
◆第一章 「韓国の広島」と呼ばれる陜川
◆第二章 陜川における日本の植民地政策とその実態
 一、「韓国併合」前夜の陜川
 二、植民地支配の実態
◆第三章 陜川の人々の暮らし
◆第四章 広島と朝鮮人
 一、軍都広島の形成
 二、広島の朝鮮人
◆第五章 陜川から広島への道
◆終 章 原爆地獄から祖国への道
◆(年表)内外被爆者 不平等の系譜
◆(コラム)アメリカの原爆投下と日本/辛泳洙さんの想いをたどって/沖縄と韓国の被爆者/韓国縦断一五日間の被爆者交流日誌/棉花と移民県広島と在外被爆者/陜川の被爆者へのインタビュー など多数

版元から一言

在韓被爆者が生きてきた20世紀100年の歴史はそのまま、繁栄を享受する日本人一人ひとりに突きつけられたリアルな問題なのです。

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