発行:仮説社 この版元の本一覧
A5判 582ページ 上製
定価:6,300円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7735-0212-1 C3037
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年04月 書店発売日:2009年04月15日
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初版は1968年に出版されました。しかしその後,今日に至るまで本書を越える,いやかなり迫るような教育史の本はついにあらわれていません。それほど,本書の内容は卓越していたのです。「年表」をぱらぱらとめくっていくだけでも,たとえば「理科の授業中に教科書を使ってはいけない時代があった」ということを発見して驚くでしょう。また「理科離れ」というのが今にはじまったことでなく,何度も何度も叫ばれてきたことを発見して驚く人もいるでしょう。
この本は,書名に「理科教育史」と書かれています。しかし,じつは,「日本で最初の,信頼できる教育史」なのです。だから,教育に深い関心をいだいているすべての人にとって,なくてはならない道しるべとなるでしょう。
★圧倒的にくわしく,役立つ「教育史年表」。待望の「戦後編」を増補
旧版では1965年まで,しかも1945年以後は簡略化されていました。今回,全体的に改訂しただけでなく現代部分を大きく増補しました。
目次
序 総説
第1編 日本における科学教育の成立
1.幕末・明治初年における科学技術の教育機関
2.小学校における科学教育の発足
3.科学技術の専門教育機関の確立
4.小学校における科学教育の具体化
第2編 理科教育の成立と展開
5.「理科」教育の制度化とその定着
6.「理科の要旨」と「理科」教育の確立
7.国定『小学理科書』の成立とその内容
8.理科教育改革運動と自由主義教育運動
9.教学刷新運動下の科学教育
10.戦時下における理科教育の改革 11.教育民主化と生活単元・問題解決学習
付Ⅰ 理科教育史を調べる人のための文献案内
付Ⅱ 年表
関連書
『科学的とはどういうことか』『科学と科学教育の源流』『仮説実験授業の考え方』『子どもの学力 教師の学力』『科学と教育』
著者プロフィール
板倉聖宣(イタクラキヨノブ)
1930年 東京下谷(現・台東区東上野)に生まれる。10人兄弟の7番目(四男)。家は医療器械製造業を営む。小学生のころ,「小学生全集」の『算術の話』と『児童物理化学物語』を読み,感動する。以後,子ども向きの科学読み物に愛着を持つ。
1951年 学生時代に自然弁証法研究会を組織。機関誌『科学と方法』を創刊し,科学史を通じて科学の方法論を研究。科学と常識と迷信等について研究を発表する。(『科学と方法』に収録)
1958年 物理学の歴史の研究によって理学博士となる。(『科学の形成と論理』に収録)
1959年 国立教育研究所(現・国立教育政策研究所)に勤務。
1963年 仮説実験授業を提唱。以来,科学教育に関する研究を多数発表。教育の改革に取り組む。また,『発明発見物語全集』『少年少女科学名著全集』(いずれも国土社)を執筆・編集し,科学読み物の研究を続ける。
1973年 教育雑誌『ひと』(太郎次郎社)を遠山啓らと創刊。
1983年 教育雑誌『たのしい授業』(仮説社)を創刊。編集代表。
1995年 国立教育研究所を定年退職。私立板倉研究室を設立。
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