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品切れ・重版未定
取引情報
直接取引:あり(その他)
天皇の戦争責任
発行:径書房
四六判
560ページ
上製
定価
2,900円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2000年11月
- 書店発売日
- 2000年11月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
私たちは「天皇の戦争責任」を問うことに飽きてしまった。だが、ここに新しい問いの形がある。
目次
○まえがき…竹田青嗣 思想の敗北に抗する力
○第一部…戦争責任
・なぜ天皇の戦争責任について考えるのか
・責任とはなにか
・戦争を裁くルール
・天皇言説の歪み
・正統性の根拠
・憲法第九条――戦争放棄
・神聖ニシテ侵スヘカラス
○第二部…昭和天皇の実像
・背景
・私的領域
・張作霖爆殺事件
・満州事変
・二・二六事件
・日華事変・ノモンハン事件
・開戦
・終戦
・退位
・人間天皇
○第三部…敗戦の思想
・侵略とルール違反
・天皇無罪論/有罪論
・戦争の死者は英霊か/犠牲者か
・民主主義と象徴天皇
・敗戦後論
・脱・天皇論
○あとがき…加藤典洋 天皇制を憲法の「制限のもとに」おくこと
…橋爪大三郎 天皇は、戦争の死者を裏切ったか
前書きなど
天皇をめぐる問題を考えるうえでの必要事項はすべて網羅し、論じ尽くしたきわめて意義深い本ができた。~加藤典洋~
「天皇の戦争責任」というような問い方を終わらせることが、戦後を内側から乗り越えるためには必要な作業であるように思う。~橋爪大三郎~
なぜこれまでの「社会」「戦争」「天皇」の議論がどこか大上段で自分の日常の存在の感度にまで繋がらないか、必ず示唆してくれるような対談。~竹田青嗣~
上記内容は本書刊行時のものです。