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天皇の戦争責任 加藤 典洋(著) - 径書房
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天皇の戦争責任 (テンノウノセンソウセキニン)

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発行:径書房
四六判
560ページ
上製
定価 2,900円+税
ISBN
978-4-7705-0176-9   COPY
ISBN 13
9784770501769   COPY
ISBN 10h
4-7705-0176-5   COPY
ISBN 10
4770501765   COPY
出版者記号
7705   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2000年11月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

私たちは「天皇の戦争責任」を問うことに飽きてしまった。だが、ここに新しい問いの形がある。

目次

○まえがき…竹田青嗣 思想の敗北に抗する力
○第一部…戦争責任 
・なぜ天皇の戦争責任について考えるのか
・責任とはなにか
・戦争を裁くルール
・天皇言説の歪み
・正統性の根拠
・憲法第九条――戦争放棄
・神聖ニシテ侵スヘカラス
○第二部…昭和天皇の実像 
・背景
・私的領域
・張作霖爆殺事件
・満州事変
・二・二六事件
・日華事変・ノモンハン事件
・開戦
・終戦
・退位
・人間天皇
○第三部…敗戦の思想 
・侵略とルール違反
・天皇無罪論/有罪論
・戦争の死者は英霊か/犠牲者か
・民主主義と象徴天皇
・敗戦後論
・脱・天皇論
○あとがき…加藤典洋  天皇制を憲法の「制限のもとに」おくこと
…橋爪大三郎 天皇は、戦争の死者を裏切ったか

前書きなど

天皇をめぐる問題を考えるうえでの必要事項はすべて網羅し、論じ尽くしたきわめて意義深い本ができた。~加藤典洋~
「天皇の戦争責任」というような問い方を終わらせることが、戦後を内側から乗り越えるためには必要な作業であるように思う。~橋爪大三郎~
なぜこれまでの「社会」「戦争」「天皇」の議論がどこか大上段で自分の日常の存在の感度にまで繋がらないか、必ず示唆してくれるような対談。~竹田青嗣~

著者プロフィール

加藤 典洋  (カトウ ノリヒロ)  (

1948年4月1日山形県山形市出身
スポーツ鑑賞(ボクシング、サッカーなど)
東京大学文学部仏文学科卒
国立国会図書館に勤務
モントリオール大学の東アジア研究所に派遣
86年より明治学院大学
『アメリカの影』河出書房新社
『言語表現法講義』岩波書店
『敗戦後論』講談社
など

橋爪 大三郎  (ハシヅメ ダイサブロウ)  (

1948年10月21日神奈川県に生まれる
1967年 開成高等学校卒業
1972年 東京大学文学部社会学科卒業
1974年 東京大学大学院社会学研究科修士課程(社会学専攻)卒業
1977年 東京大学大学院社会学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得退学
現在 東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻・教授
著書に
『言語ゲームと社会理論』勁草書房
『仏教の言説戦略』勁草書房
『はじめての構造主義』講談社現代新書
『冒険としての社会科学』毎日新聞社
『現代思想はいま何を考えればよいのか』勁草書房
『民主主義は最高の政治制度である』現代書館
『小室直樹の学問と思想』弓立社
『社会がわかる本』講談社
『橋爪大三郎コレクション1 身体論』勁草書房
『橋爪大三郎コレクション2 性空間論』勁草書房
『橋爪大三郎コレクション3 制度論』勁草書房
『健崔~激動中国のロックスター~』岩波ブックレット
『自分を活かす思想 社会を生きる思想』径書房
『性愛論』岩波書店
『大問題!』幻冬社
『新生日本』学習研究社
『科学技術は地球を救えるか』富士通ブックス
『橋爪大三郎の社会学講義』夏目書房
『オウムと近代国家』南風書房
『研究開国』富士通ブックス
ほか

竹田 青嗣  (タケダ セイジ)  (

1947年、大阪に生まれる。
戸籍名、姜正秀(中田正秀、のち修次)。
早稲田大学政経学部経済学科卒業。
明治学院大学国際学部教授。文芸評論家。思想家。哲学者。
文芸、思想、哲学、音楽など幅広い分野で活躍し現象学の立場から独特の欲望論を展開する。著書 に金鶴泳、李恢成、金石範という3人の〈在日〉作家論「〈在日〉という根拠」、丸山圭三郎、岸田秀との対談「記号学批判」「物語論批判」、井上陽水の作品を通して展開した欲望論「陽水の快楽」などがある。また、平成元年12月と平成2年にライブコンサート「陽水の快楽」を開いた。
在日朝鮮人であることを思想の出発点にしながら、民族、共同体などの帰属性を超える原理を探求。現象学やニーチェをベースに、現代人の生を肯定的にとらえる「エロス論」を展開している。
『自分を知るための哲学入門』筑摩書房
『現象学入門』NHKブックス
『恋愛論』作品社
ほか

上記内容は本書刊行時のものです。