十六夜橋
石牟礼 道子
発行:径書房
この版元の本一覧
四六判 397ページ 上製
定価:3,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7705-0105-9(4-7705-0105-6) C0093
品切・重版未定
奥付の初版発行年月:1992年05月
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紹介

「叔母さま、あの世にゆく舟は、だれが漕いでくだいますと?」──不知火の海で舟心中を遂げたお糸。正気と狂気の間でゆれる幼子のような志乃。遊女のお小夜の狐つき。ほうずき灯籠が流れるなか、海の底に沈んだ鐘が潮に撞かれて静かに響き、墓のまわりの赤いほうずきに、青白い梨の花びらがふりそそぐ──。人々の紡ぐ物語に、色彩と音が絢爛と重なり幽邃へと深まる。石牟礼文学の最高傑作。紫式部文学賞受賞。布張・箱装の豪華本。

版元から一言

2004年4月20日(火)〜6月20日(日)まで、「出版社共同 謝恩価格本フェア」にて50%オフで販売!(http://www.bargainbook.jp/)

著者プロフィール

石牟礼 道子(イシムレ ミチコ)

1927年熊本県天草郡宮野河内に生まれる。
誕生後数か月して水俣町(現在水俣市)に移る。
水俣町立実務学校(現県立水俣高校)を卒業後、16歳で小学校の代用教員となる。
1958年、谷川雁らの「サークル村」に参加。
地元同人誌その他に詩歌・エッセイなどを発表し、1960年ごろから、水俣病の記録を各誌に寄稿。
1968年、水俣病対策市民会議を結成、翌年『苦海浄土』を講談社より出版、同書によって熊日文学賞、第一回大宅壮一賞(1970年)を与えられた。だがいずれも受賞を辞退した。
1969年、水俣病裁判が提訴され、患者側に立っていわゆる自主交渉闘争に参加し、判決(1973年)後も水俣病センターを中心に活動を続けている。
著書に
『苦海浄土』(講談社)
『形見の声』(筑摩書房)
『石牟礼道子歳時記』(日本エディタースクール出版部)
『みなまた海のこえ』(小峰書店)
『花をたてまつる』(葦書房)
『陽のかなしみ』(朝日新聞社)
『潮の日録』(葦書房)
『椿の海の記』(朝日新聞社)
『常世の樹』(葦書房)
『草のことづて』(筑摩書房)
『十六夜橋』(径書房)
など

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