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崩壊する「ダムの安全神話」
発行:花伝社
A5判
並製
定価
800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年2月
- 書店発売日
- 2015年3月2日
- 登録日
- 2015年2月9日
- 最終更新日
- 2015年4月6日
紹介
50年以上前から国によって推進されてきた。治水・利水・発電の三点を重視した多目的ダムの建設計画。すでに建設されたダムのうち、老朽化や砂の堆積によって機能が低下し撤去されるダムも出て来たなか、地元住民の反対運動により未だに建設計画そのものの是非が問われるダムが全国各地に存在しています。
本書が取り上げる熊本県の球磨川・川辺川流域には老朽化して撤去されるダム、機能低下して治水どころか環境破壊や水害の原因になっているダム、建設計画が中止になったダムなどが点在し、地域は長年にわたってダムとダム計画に翻弄され続けてきました。
ダムが治水でも利水でもメリットの少ない施設であることが明らかになるなか、いかにしてダムによらない地域振興を図っていくのか。現在建設計画が進められる近隣のダムにおける反対運動の報告も交え、脱ダム時代のあるべき姿を模索します。
人口減少をのなかで地域振興を考えていく、地方行政の根幹ともいえる内容です。
目次
Ⅰ「ダムによらない治水・利水と地域振興の実現」に関する発言と寄稿
・まだまだ続く苦難への道
・「防災安全度」向上を目指すダムによらない治水を
・「身の丈にあった」利水事業実現
Ⅱ特別機構
・立野ダムは危険で自然を壊す
・瀬戸内ダムを巡る現状
・川原ここにあり
上記内容は本書刊行時のものです。