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「3 ・ 11フクシマ」の地から原発のない社会を!
原発公害反対闘争の最前線から
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年9月
- 書店発売日
- 2014年9月5日
- 登録日
- 2014年9月2日
- 最終更新日
- 2014年9月2日
紹介
脱原発訴訟と原発被害賠償訴訟の連帯と
原発公害反対の国民共同の闘いの持続的発展を!
脱原発運動は今まさに大きな第一歩を踏み出そうとしている。
原発差止訴訟のノウハウの蓄積、再び強く大きく結びついた弁護団の連帯、ひとを動かす福島県民の訴え……
いま何が必要なのか!?
各地の闘いの第一人者たちが語る、闘いの現状と展望
執筆者:淡路 剛久, 小野寺 利孝 斎藤 貴男, 服部 至道 伊東 達也, 桜井 勝延, 佐藤 三郎, 國分 富夫 舩津 康幸,ミシェル プリウール, 河合 弘之, 小野 有五, 大石 光伸,蔦川 正義, 早川 篤雄,神戸 秀彦,庄司 捷彦, 板井 優 ,武田 徹,松田 正
目次
序 「脱原発へ、司法の道」
第一部 脱原発をめぐる情勢と闘いの展望を考える
1 基調報告・問題提起「3・11フクシマ」の教訓と脱原発をめぐる現状と課題
2 脱原発国民運動の最前線からの報告と問題提起
第二部 脱原発訴訟の意義と展望を考える
1 基調報告──「脱原発訴訟の意義と闘いの現状・展望」
2 脱原発訴訟原告団活動報告と問題提起
3 福島原発公害被害者訴訟の意義と脱原発の闘い
第三部 特別寄稿
大飯原発3、4号機差し止め裁判勝訴判決の活動報告
版元から一言
・原発をとりまく社会的状況は新たなステージに入りました。歴史的な運転停止判決を出した大飯原発訴訟を筆頭に、脱原発社会に向けた具体的なロードマップが司法の場を中心に描かれつつあります。
現時点で全ての原発が運転停止しているのは、脱原発運動の成果といっても過言ではありません。
・本書は2014年、福島大学で開催されたシンポジウムをベースにした内容で、斎藤貴男氏、河合弘之氏、大飯判決で注目を集めた松田正氏といった脱原発運動の最前線で闘う有識者が登場し、脱原発運動の最新動向、運動の蓄積とノウハウを伝授します。特に、脱原発訴訟と原発事故被害賠償訴訟の連帯には大きな可能性が感じられ、脱原発社会に向けた着実な状況の進展が実感できます。具体的で戦略的な取り組みの数々は、弁護士など専門家のみならず、国民運動のロールモデルとして
非常に参考になるものばかりです。
・2014年現在のリアルな情況を記録した、歴史を動かしつつある人物たちによる貴重な提言です。
脱原発社会を具現化していく、新しいフェーズにふさわしい内容に仕上がっています。ぜひ多くの方々にお読みいただきたいです。
上記内容は本書刊行時のものです。