移民二世・ジェンダー・カーストの葛藤を生き延びて恥と名誉
ジャスビンダル・サンゲーラー:著, 阿久澤 麻理子:訳
発行:解放出版社 この版元の本一覧
四六判 335ページ 上製
定価:2,200円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7592-8405-8 C0098
在庫あり
奥付の初版発行年月:2010年06月 書店発売日:2010年06月26日
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紹介

インド・パンジャブ地方出身の両親のもと、イギリスで生まれ育ったジャスビンダルは、親の決めた結婚から逃れるため、15歳で家出した。慣習を拒み、アウトカーストの恋人と駆け落ちしたのは、家族にとっての二重の「恥」だと絶縁される。「私の人生を生きたい」という思いを貫くほど、同胞コミュニティからは拒絶され、親しみのある暮らしと文化は遠ざかり、ジャスビンダルは帰属のない不安に揺れる。そんな葛藤の中から見つけ出したのは、同じ境遇にある同胞女性の支援活動を始めることだった。これは移民二世女性の半生を描いた実話である

著者プロフィール

ジャスビンダル・サンゲーラー(ジャスビンダル・サンゲーラー)

ジャスビンダル・サンゲーラー Jasvinder Sanghera
 インド、パンジャブ地方からイギリスに移民した両親の下、イギリス・ダービーで生まれ育つ。1980年、15歳の時に、強制結婚を逃れるために家出。その経験をもとに、強制結婚や「名誉犯罪」、ドメスティック・バイオレンスの被害者となった南アジア出身の移民女性、同地域にルーツをもつ女性たちの支援団体「カルマ・ニルヴァーナ」を立ち上げた。イギリス政府に対して、強制結婚問題の解決のため、法・制度の立案・実施を訴え、実現させてきた運動家でもある。1997年、社会文化学を修め学士号(ファーストクラス)取得。2009年、名誉博士号授与される。同年、Pride of Britain を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。

阿久澤 麻理子(アクザワ マリコ)

阿久澤 麻理子(あくざわ まりこ)
1963年大阪生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業後、曹洞宗ボランティア会(現(社)シャンティ国際ボランティア会)、(財)神奈川県国際交流協会勤務を経て、奈良教育大学大学院教育学研究科(教育学修士)、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(人間科学博士)。1998年より兵庫県立姫路工業大学教員(2004年に兵庫県立大学に改編)、現在、兵庫県立大学環境人間学部教員。専門は、人権教育・国際理解教育。
主な著書
『人はなぜ権利を学ぶのか─フィリピンの人権教育』解放出版社、2002年。「日本の
人権教育・啓発に求められる視点」江橋崇・山崎公士編著『人権政策学のすすめ』学陽書房、2003年。『フィリピンの人権教育─ポスト冷戦期における国家・市民社会・国際人
権レジームの役割と関係性の変化を軸として』解放出版社、2006年。『人権ってなに? Q&A』(共著)解放出版社、2006年。『しあわせというやまい』(絵本)解放出版社、2010年

上記内容は本書刊行時のものです。
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