中国・伝統音楽文化の担い手楽戸
項 陽:著, 好並 隆司:訳
発行:部落解放・人権研究所  発売:解放出版社 この版元の本一覧
A5判 182ページ 並製
定価:2,200円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7592-6334-3 C3022

奥付の初版発行年月:2007年12月 書店発売日:2007年12月05日
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紹介

中国の歴史的な賤民制度は、刑事犯罪人の家族や戦争の捕虜、政治上の罪人たちを音楽専業集団「楽戸」として位置づけていた。彼らは宮廷・役所・王国の府・軍隊の中で、音楽にかかわる仕事を担った。そしてまた、彼らは賤民でありながら、各時代において中国の音楽文化の創造と発展に寄与してきた。文化人類学者である著者がその起源、歴史的変遷を解説する。約40点におよぶ写真資料も収載。

目次

第一章 楽戸の源流 楽戸の起源/隋・唐代の楽戸/宋・遼・金代の楽戸/明代の楽戸/清代の楽戸/楽戸の関係する称号 第二章 楽戸の生き方と文化のあり方 楽戸の管理/楽戸の信仰/楽戸の生活様式/楽戸の社会的・経済的地位と心理/官府の楽籍と除籍/ 楽戸の中国伝統音楽文化に対する貢献 輪値・輪訓制:中国伝統音楽の主流が伝承されている場所/楽戸と鼓吹楽/楽戸と宗教音楽の関係/楽戸と戯曲/楽戸と小令三千/楽戸の音楽礼俗の特性/楽籍制度が周辺国家に与えた影響/楽籍文化研究の今日的意義

著者プロフィール

項 陽(コウ ヨウ)

1956年生まれ。山東、淄博に生まれる。山東師範大学(本科)、厦門大学(修士)、中央音楽学院(博士)、中国芸術研究院音楽研究員として就学する。主要な学術分野は中国音楽史学、中国伝統音楽文化。学術著作として『中国弓弦楽器史』(1999年)、『山西楽戸研究』(2001年)、『中国音楽文物大系 山西篇』(2000年、第一篇の編集主任)、『中国伝統楽舞』(スペイン語版2004年)、『論文集—伝統が現代に遭遇するに当って』(2004年)。多くの国家・地方級の課題を主宰・参与している。常に民間に入って豊富な実地の考察と経験を持つ。2003年、中国芸術研究院研究生院から博士研究生の指導のため、教授として招かれた。指導分野は「中国音楽文化遺産の研究」。

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