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大阪の部落史 第9巻
史料編 補遺
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2008年3月
- 書店発売日
- 2008年3月26日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
〈特徴〉第九巻にはこれまで紙幅を要するために見合わせてきた書冊・長帳を中心に収録した。刊本『河内国更池村文書』に未収録の田中家文書からは明治初期の墓地拡大をめぐる動きを示す史料などを収録した。そのほか行刑や近代までを含む草場にかかわる史料群である竹田家文書、筆毛の材料を供給する皮多村とのやり取りが記された『京都御役所御用筆墨勝守陸奥文書』をはじめとして、大坂城代土屋日記『御用留』、真行寺の『永代過去帳』、渡辺村年寄の手になる『大坂城時太鼓張替記録』、和泉国三昧聖中組の『三昧地・聖屋敷除地帳』、堺墓所の『王子ヶ飢三昧記録』など、いずれも貴重な史料を収録した。
目次
口絵
刊行にあたって
大阪の部落史委員会 委員長 上田正昭
凡例
目次
細目次
〈近 世〉
一 行 刑
1 役人足
2 幕末の死罪と牢舎
二 河内国石川郡新堂皮多村の草場制
1 簿冊史料
2 一紙文書
三 土地所持と検地
1 簿冊史料
2 一紙文書
四 村と寺の記録
1 簿冊史料
2 一紙文書
五 皮革業と渡辺村
1 御用勝守筆史料にみる獣毛利用
2 建家をめぐる渡辺村・木津村交渉記録
3 渡辺村雑記
六 縁起・由緒書
七 和泉国三昧聖仲間の記録
1 簿冊史料
2 一紙文書
八 大坂の当道座と盲人
1 大坂の座頭組織
2 平野郷町・藩領の盲人・座頭
3 村社会と座頭の生活
4 盲人規制と差別
九 被差別民の生活と生業
1 皮 多
2 垣外・非人番
〈近 代〉
一 近代化の中での部落
1 戸 籍
2 実 態
3 差 別
4 生 業
二 地租改正と税負担
1 地租改正
2 税負担
三 維新後の非人番
四 貧民救助と衛生問題
五 維新後の宗教と教育・文化
1 宗 教
2 教育・文化
史料解題
文書別掲載史料一覧
企画委員、解説執筆および編集担当、編纂委員会(構成団体)、事務局および編集協力者
上記内容は本書刊行時のものです。