シリーズ・叢書「人権と保育」の本一覧
発行:解放出版社 この版元の本一覧
B5判 158ページ 並製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7592-2248-7 C0037
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奥付の初版発行年月:2009年07月 書店発売日:2009年06月30日
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「普通の保育としての人権保育」を説く著者がその内実の中核に「子どもの人権力」を提案。尊敬、公平、反偏見の3つを人権のトライアングルとし、「尊敬」を中心に具体的に論述。乳幼児期からの人権保育の新しい方向性を探る。
目次
まえがき──本書の概要とねらい
◆第1部 人権保育の考え方と方向性
1章 乳幼児期こそ人権保育を
1.乳幼児からの人権保育は無理か
2.子どもの危機と子どもの人権の視点
3.人権教育のための3つの課題
2章 乳幼児の人権を正しく理解しているか
1.「乳幼児の人権理解」の5つの課題─何が問題か
2.乳幼児は権利の主体か──乳幼児の人権論1
3.権利の主体として子どもを見るとは──乳幼児の人権論2
4.子ども未熟論は正しいか──乳幼児の人権論3
5.乳幼児は社会的偏見に出合っているか──乳幼児の人権論4
6.子どもを尊敬する保育とは何か──乳幼児の人権論5
7.子どもをヒトと見なす人権保育の展開を
3章 保育所保育指針と人権保育──保育内容を考える視点として
1.保育所保育指針を読む──今回の改訂のポイント
2.保育所保育指針をどう考えるか
3.人権保育の方向──子どもの人権力の育ちを軸にする
4.人権力の視点に立つと
5.人権保育の内容編成の方向
6.人権力の育ちに焦点を当てると見えてくること
資料 人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ](抜粋)
4章 人権保育のきっかけと実践の方法
1.人権力を育てる実践のきっかけ
2.基本的な保育の方向・目標を整理する──ツリーを使って
3.人権保育の方法──ウェブを使って
◆第2部 どのような人権力を育てるか
5章 自己への尊敬を追求する子ども―尊敬の視点1
1.自己への尊敬の理解と保育の目標
2.自己への尊敬を保育の目標として理解する
3.自己への尊敬を追求する行動の発達
4.自己への尊敬を育てる保育の方法
6章 他者への尊敬を追求する子ども―尊敬の視点2
1.他者への尊敬と人権力
2.他児への尊敬を育てるチェックポイントと保育の目標
3.他者への尊敬を育てる保育の方法──3つの活動を基点に
4.活動のなかで他児への尊敬を育てる
5.豊かな仲間のイメージを育て豊かな仲間の関係を
7章 命に軽い重いはないと感じる子ども―尊敬の視点3
1.命の尊敬と人権──命への尊敬を追求する子どもを
2.生きていることを感じる(①-1~①-7)
3.他者の支えで生きる自分の命(②-8~②-12)
4.他者の命を大事にする(③-13~③-19)
5.他の生物の命との関係を理解する(④-20~④-26)
6.「命に軽い重いはない」を育てる(⑤-27~⑤-29)
7.命を教える保育方法
8.保育者の感性こそ
8章 言う力・聞く力をもつ子ども──尊敬の視点4
1.言う力・聞く力と人権力
2.言う力・聞く力のチェックポイントと保育目標
3.言う力・聞く力を育てる方法
9章 公平(フェア)の行動力と概念の獲得
1.公平性の追求は人権教育の成否を決める
2.保育において公平性はどのように問題となっているか
3.公平性の感覚を育てる保育の考え方と方向
4.公平性を追求する子どものチェックポイントと目標
5.モノの独占・貸し借りをどうとらえるか──公平性を獲得するために
6.順番と分配をとおして自他の関係を学ぶ
7.公平の概念を使う子どもたち
8.公平性を実現していく方法
10章 ステレオタイプへの対応力
1.ステレオタイプへの取り組みがなぜ必要か
2.偏見と幼児の結びつきを考える2つの視点
3.乳幼児の見える偏見と見えない偏見
4.乳幼児の偏見には独自の構造が
5.偏見をなくしていくためのチェックポイントと目標
6.保育者の直接的なかかわり方から──偏見に取り組む1
7.遊びや生活をとおして──偏見に取り組む2
8.偏見のイメージをゆさぶる──偏見に取り組む3
9.偏見に取り組むことで人権保育が豊かになる
11章 地域で育む人権力
1.「家庭か、幼稚園・保育所か」を超えて
2.人権保育は保・幼・小の接続の視点をもつ必要がある
3.家庭の人権教育のために保育者ができること
4.家庭の子育てと人権力──理念型交流
5.家庭の子育てと人権力──実践型交流
6.年齢を考慮した家庭での人権保育
7.交流をとおして
終わりに──人権保育計画の発展のために
1.子どもの同行者としての教師・保育者・親の視点が人権保育の土台
2.子どもと向き合うなかから人権保育の必要性を確かめる
3.人権保育の普遍性
4.子どもの安全教育と人権教育の普遍性
5.ちょっとした勇気を
本書の引用参考文献
資料 1.児童憲章
2.子どもの権利条約(抜粋)
3.人権保育のチェックポイントと目標の一覧
著者プロフィール
玉置 哲淳(タマキ テツジュン)
1944年、大阪生まれ。大阪大学文学部卒業。教育学博士。現在、大阪教育大学教授。幼児教育課程論、幼児の遊び論、人権保育論などを研究。著書・訳書は『人権保育カリキュラムの研究』『人権保育とは何か』『ななめから見ない保育』『幼児・小学生の人権プロジェクト支援ガイド』他多数。
上記内容は本書刊行時のものです。コメントとトラックバック »
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