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教師力―ますます教えることが楽しくなる 清水 秀樹(著/文) - 飯塚書店
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教師力―ますます教えることが楽しくなる (キョウシリョク マスマスオシエルコトガタノシクナル)

教育
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発行:飯塚書店
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ14mm
重さ 240g
192ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7522-6019-6   COPY
ISBN 13
9784752260196   COPY
ISBN 10h
4-7522-6019-0   COPY
ISBN 10
4752260190   COPY
出版者記号
7522   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年2月
書店発売日
登録日
2013年11月28日
最終更新日
2014年4月4日
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目次

第一章 教育は難しくない   

いまを生きることがいかに大切か―一生懸命生きることの大切さを知る  
命の大切さを自覚させる教育とは―子どもたちは自覚することから成長する  
教育の本質は「教え育てる」こと―「知行合一」が子どもを変える  
思いやりと優しさを持って見守る―子どもに安心していられる場所を作る  
子どもが家の中で家出をしている―親子の会話は、話しやすい環境を作ることから始める  
子どもは親を見て育っていく―人としての態度を親から学ぶのが子どもだ  
子どもにレッテルは貼らない―レッテルで判断しないこと  
落ちこぼした子が落ちこぼれになる―落ちこぼれを作らない  
子どもは問題を抱えながら成長する―子どもの問題は早く対処しなくてはならない
努力したことを認めてあげる―子どもそれぞれに能力差があることを認める  
答えは決してひとつではない―できるだけ多くの答えを探すことが必要  
子どもにスポットをあてる瞬間―いいところを見出してスポットライトを当てる  

第二章 教育力を身につける  

生徒は毎日学校に来る―あたり前こそ素晴らしいということ  
教師は学びのデザイナーになれ―教師が変われば生徒の心は活性化する  
教師が変われば未来が変わる―教師が変われば未来が変わる  
教えられない教師たちがいる―子どものいいところを見る力を養う  
「目の力」「耳の力」を持て―生徒を知るには大人が力をつけなければならない  
子どもたちの「探究心」を養う―「わかる」喜びは探究心から始まる  
道草教育は成長過程で必要なもの―道草道草から生まれる「なぜ?」が大切  
かたちの教育で子どもは変わる―大人の姿を見て子どもは成長する  
感性教育で「心」を取り戻す―感性教育で子どもたちの自立を目指す  
知恵は人生を豊かにする泉―受け取りやすい言葉のボールを投げることが大切  

第三章 子どものことをよく知る  

子どもを自分の懐に取り戻す―あなたはどのようなモノサシを持っている?  
誘惑をはね返す勇気を持て―どうすればタバコを吸わなくできるのか  
生徒の目線に立つということ―子どもの目線で話すとは?  
キミたちの味方であると伝え続ける―どーんと構えていればいい  
生徒は成功体験でさらに成長する―小さな目標をたくさん作り出す  
仲間を大切にする心を養う―まず発達障害を理解する  
生徒には絶対に嘘をつかせない―万引きは愛情を欲しがっているサインだ  
「反抗」は心が健全に成長した証―反抗心はサナギから蝶に変わる脱皮のようなもの

第四章 教師の一日  

朝の挨拶は自らがお手本になって―元気よく「おはようございます」
教壇がいのち―授業の準備は万全にしておく 
生徒・教師の服装を整える―身なりの手本はまず教師から  
子どもたちとの信頼関係を築く―信頼関係を築くには時間がかかる  
地域社会と協力する―地域全体で子どもを育てる感覚が必要  
学校の危機管理は「報告・連絡・相談・コミュニケーション」から 
「心を動かす言葉」が発せられればコミュニケーションはうまくいく  
あとがき

前書きなど

以下が私が考える教師力である。

  校訓を掲げて実践し、人をつくるのには教える側がその校訓の心を育て
  生徒がそれを吸収するか、その校風にして染めて行くかの方法である

  「心の教育」
  
  畠に種を播くと、自然に発芽する
  そして育つ、そのままにしておいても
  花も咲き稔りもする
  しかし全部ではない
  雑草にまけもする
  十分な栄養もないのでか弱く育つ
  花も小さく、稔らないものもある
  人間も同じである

  教育とは育てるだけではなく
  教え与えることが含まれている
  肥料もやらねばならない
  草も取ってやらねばならない
  時には無駄な所をちぎり取ってもやる
  しかしこれで立派な花が咲き
  立派に稔るかと言うとそうではない
  まだ不十分である
  誠の心をもって可愛がってやらねばならない
  頼まれた気持ちではなく
  自分のものだと思ってやることだ
  草を取る、肥料をやる、それだけでは
  可愛がっていることではない  
  植えた畠に毎日何度も行って
  ただ見ているだけが大切だ

著者プロフィール

清水 秀樹  (シミズ ヒデキ)  (著/文

1944年生まれ、山梨県北杜市出身。山梨県立韮崎高等学校卒業、駒沢大学文学部卒。
大学卒業後高等学校において英語教師として教鞭をとる。学校法人向上学園元理事長、同学園向上高等学校元校長・自修館中等教育学校(新設開校)初代校長。神奈川県私立中学高等学校協会元理事、同研究部生徒指導研究委員会元委員長。日本私学教育研究所元特任研究。
現在、学校法人文京学園監事、特別顧問。日本私学教育研究所「教員免許更新講習運営委員」、「生徒指導委員会委員」を兼務。教員初任者全国研修会・10年経験者全国研修会の指導講師を務める。生徒指導問題をを中心に学校改革講演活動に従事する傍ら、文科省の委託推進事業である「いじめ対策等生徒指導推進事業」の認定を受け、「いじめ問題」をはじめ問題行動について調査・研究活動及び「いじめ防止対策推進法と学校対応について」などの研修会を実施する特定非営利活動法人(NPO法人)「教職員学校」理事長を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。