版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
OECD幸福度白書2 OECD(編著) - 明石書店
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

OECD幸福度白書2 (オーイーシーディーコウフクドハクショニ) より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較 (ヨリヨイクラシシヒョウセイカツコウジョウトシャカイシンポノコクサイヒカク)
原書: How's Life? 2013: MEASURING WELL-BEING

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:明石書店
A4変形判
256ページ
並製
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-7503-4136-1   COPY
ISBN 13
9784750341361   COPY
ISBN 10h
4-7503-4136-3   COPY
ISBN 10
4750341363   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年1月
書店発売日
登録日
2015年1月22日
最終更新日
2015年4月28日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

人々の幸福にとって最も重要なものは何か? シリーズ2巻目となる本書では、まず近年の幸福の傾向を概観し、世界金融危機による影響、男女格差の問題、仕事と雇用の各分野における幸福を詳細に考察する。未来に向けた幸福の持続可能性についても検討する。

目次

 序文
 利用にあたって
 刊行にあたって:人を中心に
 概要

第1章 「OECDより良い暮らしイニシアチブ」:コンセプトと指標
 第1節 「OECDより良い暮らしイニシアチブ」を超えて
 第2節 幸福を測定する枠組み
 第3節 指標の選択
 第4節 指標のダッシュボードの利用
 第5節 『幸福度白書』における統計上の課題:2011年からの進展
 第6節 結び
 付録1.A1 総合的幸福度における各国の強みと弱みを評価する

第2章 幸福度概観
 第1節 所得と資産
 第2節 仕事と報酬
 第3節 住居
 第4節 健康状態
 第5節 ワーク・ライフ・バランス
 第6節 教育と技能
 第7節 社会とのつながり
 第8節 市民参加とガバナンス
 第9節 環境の質
 第10節 生活の安全
 第11節 主観的幸福
 第12節 結び

第3章 幸福と世界金融危機
 第1節 はじめに
 第2節 所得と資産
 第3節 仕事と報酬
 第4節 健康状態
 第5節 主観的幸福
 第6節 市民参加
 第7節 社会とのつながり
 第8節 統計上の今後の課題
 第9節 結び
 付録3.A1 各国補足資料

第4章 幸福の男女格差:女性も男性も全ての幸福を手に入れられるか?
 第1節 男女の不平等と幸福
 第2節 幸福における男女差を測定する
 第3節 女性と男性の一生
 第4節 有償労働と無償労働における男女格差
 第5節 社会における男女格差
 第6節 統計上の今後の課題
 第7節 結び
 付録4.A1 時間的貧困の決定因子
 付録4.A2 親密なパートナーによる暴力の決定因子

第5章 職場における幸福:仕事の質を測る
 第1節 はじめに
 第2節 就業の質を測定する
 第3節 急速に変化する労働市場における仕事と報酬
 第4節 ワーク・ライフ・バランスを超えて:職場における生活の質を測定する
 第5節 統計上の今後の課題
 第6節 結び
 付録5.A1 仕事の要求度と仕事の資源の相互作用

第6章 幸福の経時的な持続可能性を測定する
 第1節 はじめに
 第2節 幸福の経時的な持続可能性:資本アプローチ
 第3節 経済資本と幸福
 第4節 自然資本と幸福
 第5節 人的資本と幸福
 第6節 社会関係資本と幸福
 第7節 資本ストック測定のための考察
 第8節 『幸福度白書』における幸福の持続可能性の測定
 第9節 統計上の今後の課題
 第10節 結び

 用語解説

前書きなど

序文

 本書は、前書『OECD幸福度白書(How's Life? MEASURING WELL-BEING)』から1年を経て、OECD加盟国と他の主要国における人々の幸福度を再評価したものである。拠り所としたのは、11の側面に及ぶ多面的な幸福の枠組みと幅広い指標セットである。前書では11の側面について掘り下げた考察を行ったが、本書では4つのテーマに注目する。すなわち、世界経済危機が幸福に及ぼす影響、幸福における男女格差、職場における幸福、そして幸福の経時的な持続可能性である。
 本書は、OECD統計局の「幸福度と社会進歩調査ユニット(Well-Being and Progress Unit)」によって作成された。各章の担当は、Carlotta Balestra(第2章・第4章)、Romina Boarini(第1章・第2章・第3章)、Carrie Exton(第6章)、Mario Piacentini(第4章)、Anne Saint-Martin(第5章)、Elena Tosetto(第1章・第2章・第3章)である。全体の指揮はRomina Boarini、Marco Mira d'Ercole、Martine Durandが執った。第5章と第6章はそれぞれConal Smith とPaul Schreyer から貴重な助言を得た。編集面ではLaura Belli、Sue Kendall-Bilicki、Rachel Linden、Carine Viac、出版面ではCatherine Roch とAudrey Garrigouxの協力を得た。またOECD事務局の他部局のスタッフや、OECD統計委員会の各国代表からも支援や批評を受けるなど、多くの協力を得て作成されたものである。

著者プロフィール

西村 美由起  (ニシムラ ミユキ)  (

 1988年大阪大学文学研究科前期課程修了。翻訳家。主要訳書:『OECD幸福度白書:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較』(OECD編著、共訳、明石書店、2012年)、『スピリチュアル・レッスン』(デニス・リン著、KKベストセラーズ、2004年)、『わたしの彼はどんなカレ?』(トッド・ライアン著、KKベストセラーズ、2003年)、『なぜこの人ばかり出世するのか』(ローラ・バーマン・フォートガング著、KKベストセラーズ、2002年)、『体の中から「キレイ」になれる50の習慣』(ヴィクトリア・モラン著、KKベストセラーズ、2002年)。

上記内容は本書刊行時のものです。