特集 国家論述1
近畿大学国際人文科学研究所:編
発行:明石書店
この版元の本一覧
A5判 210ページ 並製
定価:1,900円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7503-2508-8 C0310
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年03月
書店発売日:2007年03月23日
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紹介

日本の人文科学を最先端で牽引する近畿大学国際人研究所。その紀要にして「新たな思想書」として,研究所内外の筆者による先鋭的な論考を編集(年1回刊)。ヴェーバー「政治的共同体」をはじめ,●秀実,岡崎乾二郎,保坂修司,大越愛子,渡部直己らの論考を収録。

目次

国家というタブロー——マネ『マクシミリアンの処刑』をめぐって[岡崎乾二郎(口絵解説)]

プラトン『国家』を読む[岡崎乾二郎]
政治的共同体——[マックス・ヴェーバー(訳と解題)・紺野 馨]
なぜアメリカ人を殺さねばならないのか——一九九八年のアル・カーイダのファトワー分析[保坂修司]
国家とアンペイド・ワーク[大越愛子]
長き革命——毛沢東の社会主義[韓毓流(訳と解説)・阿部幹雄]
ヘゲモンの生誕——六〇年代初頭の知識人界と「国家論」への道[糸圭(すが)秀実]

天に唾して時を得て…… 書評:藤原正彦『国家の品格』[渡部直己]
道具箱を前にして 書評:柄谷行人『世界共和国へ』[池田雄一]
刑法と言語 書評:井田良『刑法総論の理論構造』[青木純一]

文芸批評批判序説[中島一夫]
リアリズムという「信仰」——ゴダール『映画史』をめぐって[石川義正]

講座案内 大阪コミュニティカレッジ
講座案内 四谷アート・ステュディウム
執筆者紹介
バックナンバー紹介

前書きなど

 近畿大学国際人文科学研究所が発足後2号まで発行してきた紀要「国際人文科学研究」は、今号より誌名を「述(旧字)」と改めて、デザイン等を一新し、ご覧のようなかたちで再出発した。これまでどおり年に一回発行の予定だが、特集を前面に打ち出し、市販に供する。今まで以上に多くの方々に手にとっていただくためのリニューアルである。まだまだ至らないところが多いと思うが、ご批判・ご叱責を含めて、よろしくご鞭撻のほどをお願いしたい。
 今号は、近年改めて論議の的となっている「国家論」を特集した。その近年の議論のなかで論議の的となっているにもかかわらず、いまだ邦訳のなかったマックス・ウェーバーの国家論「政治的共同体」を紺野馨氏の訳で掲載することができたのをはじめ、研究所内外の筆者による、多面的な国家論へのアプローチを試みた次第である。
 なお、次号の特集は「生命倫理」を予定している。

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