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虐待とドメスティック・バイオレンスのなかにいる子どもたちへ チルドレン・ソサエティ(著) - 明石書店
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虐待とドメスティック・バイオレンスのなかにいる子どもたちへ (ギャクタイトドメスティックバイオレンスノナカニイルコドモタチヘ) ひとりぼっちじゃないよ
原書: Hitting and Hurting: Living in a Violent Family

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発行:明石書店
A5判
80ページ
並製
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-7503-2043-4   COPY
ISBN 13
9784750320434   COPY
ISBN 10h
4-7503-2043-9   COPY
ISBN 10
4750320439   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C8036  
8:児童 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2005年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

児童虐待を受けていたり,母親のDV被害を目の当たりにしている子どもたちが,暴力から逃れる方法を,かわいらしいイラストで手ほどきする。相談機関の一覧表も充実。児童虐待やDVに関わる大人にとっても,わかりやすい1冊。

目次

この本はあなたのためにあります
おうちで何がおこっているの?
わたしの気もち
暴力の影響――わたしはどうなるの?
かんがえてみよう
おうちのなかを変えよう
将来のこと
どこに助けをもとめればいいの?
おとなのためのページ
監修者あとがき

前書きなど

監修者あとがき本書の刊行は、イギリスのNPO、チルドレン・ソサエティ(The Children's Society)の善意により実現しました。チルドレン・ソサエティ発行による“Hitting and Hurting”の翻訳を基本に、日本の状況に合わせて多少表現や説明を変更し、日本の子どもたちに役に立つ情報を加えたものです。2004年10月に施行された改正児童虐待防止法(第2条)では、「児童の目の前でのDV」など間接的な被害も児童虐待に含まれました。DVは、たとえ子どもに直接向けられた暴力ではなくとも、子どもに有害な影響を与えます。DVと児童虐待への取り組みが、より一層連携して行われることを期待したいと思います。幸いなことにDVや児童虐待に関する書籍は、日本でもかなり出版されるようになりました。しかし、大半が大人向けであり、子どもたちが読めるような冊子はまだほとんどありません。日本全国の子どもたちの目に触れるようにしてほしいという私たちの願いを受けて明石書店のご好意により、良質で安価な冊子にしていただきました。本書が、DVと児童虐待に関わる人たちにご活用いただき、ひとりでも多くの子どもたちが、安全な環境で安心して暮らせるようになることを願っています。なお、印税は、チルドレン・ソサエティと、日本のアジア女性センターに半額ずつ寄付され、子どもの支援のために使われます。

著者プロフィール

チルドレン・ソサエティ  (チルドレン・ソサエティ)  (

チルドレン・ソサエティ(The Children's Society)<br>1881年に設立され、イギリス、ロンドンに本部をもつ民間非営利団体。キリスト教の伝統に基づき、子どもと青少年の福祉の向上のための様々な事業を実施してきた。宗教や信条にかかわらず、その時代において、最も支援を必要とする子どもたちを支援することを目標にしている。現在は、ストリート・チルドレン、難民の子どもたち、障害をもつ子どもたち、法を犯してしまった子どもたちに対する支援を活動の柱としている。<br>http://www.the-childrens-society.org.uk/

堤 かなめ  (ツツミ カナメ)  (

九州国際大学教授(社会学)。<br>スウェーデン、カロリンスカ大学客員研究員を経て、現職。2002年9月より1年間、英国サリー大学ローハンプトン校客員教授。人身売買、DV、セクハラなどの「女性に対する暴力」根絶に向けて、調査研究だけでなくアジア女性センター等の市民団体で活動。共編著に『はざまに生きる子どもたち――日比国際児問題の解決にむけて』(法律文化社)、『ジェンダーを学ぶ』(海鳥社)、監訳書に『ジェンダーと暴力――イギリスにおける社会学的研究』(明石書店)など。

アジア女性センター  (アジアジョセイセンター)  (

アジア女性センター(Asian Women's Center)<br>女性と子どもの人権確立と自立を支援するため、1997年に設立され、福岡で活動する民間非営利団体。外国籍女性のための日本語クラスの運営、DVやセクシュアル・ハラスメント被害者のための相談電話の提供、アジア女性の生活自立支援のための手工芸品の販売、世界の女性の現状や暴力・人権に関する講演会やセミナーの開催などを実施している。<br>http://www1.plala.or.jp/AWCenter/

上記内容は本書刊行時のものです。