性搾取と日本社会売買春問題にとりくむ
高橋 喜久江
発行:明石書店
この版元の本一覧
四六判 344ページ 並製
定価:2,600円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7503-1919-3(4-7503-1919-8) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年05月
書店発売日:2004年05月24日
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紹介

なぜ,売春は法に触れるのに買春する側が問われないのか。キーセン観光,慰安婦問題,子ども買春など,さまざまな問題に取り組んできた著者が展開するセックスワーク論批判。

目次

1章 買春ツアー(来日女性)の構造——日本の性侵略
 1 妓生観光を告発する——その実態を見て
 2 海外“買春”旅行をゆるすな
 3 日本の“性侵略”を恥じる——「キーセン観光」反対の運動から
 4 買春構造を撃とう
 5 タイ・インドネシアを訪ねて
 6 そごうの観光買春を告発する
 7 裁判勝訴に思う
 8 『出版倫理とアジア女性の人権』あとがき
 9 日本企業の集団買春——三〇年前といま
2章 慰安婦問題と人権——アジアとの連帯のために
 1 従軍慰安婦問題——主権者としてのとりくみ
 2 挺身隊問題——アジア連帯会議に出席して
 3 強制軍隊“慰安婦”問題と教育
 4 強制軍隊“慰安婦”問題——ゆるしに応えるために
 5 日本軍「慰安婦」問題と民間基金構想
 6 第五回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議 報告
 7 「慰安婦」問題の立法による解決を!
 8 ソウル国際シンポジウムに出席して
3章 売春防止法の精神——生と性の確立を
 1 業者の転業より保護厚生に重点を——売春防止法成立に思う
 2 沖縄の売春
 3 ともに歩みて
 4 売買春と法律——売春防止法施行三〇年のとりくみから
 5 主権者と売春防止法——婦人保護・女性福祉の広報の徹底をねがって
 6 女性の人権確立法(仮称)をめざして
 7 日本における性的搾取反対の歴史
4章 女性福祉と性——女性の権利拡大のために
 1 行政対象としての女性——新宿区での活動から
 2 外国人女性・母子の権利拡大をめざして
 3 慈愛寮百年のあゆみ
 4 慈愛寮の社会的使命
 5 婦人保護事業を活用せよ——在日アジア出稼ぎ女性問題のとりくみから
 6 市民団体と税金
 7 来日アジア女性への支援活動
5章 子どもの性——人権の確立を
 1 女性差別と少女売春
 2 子どもの権利条約批准をめぐって——主権者と官僚
 3 子どもの権利条約批准をめぐって
 4 子ども買春者に法的規制を!——児童福祉法改正をめぐって
 5 子ども買春(カイシュン)
6章 女性の人権と性——女と男の関係性から
 1 フリーセックスにそなえる——日本社会の性現象のなかで
 2 女から見た”性”犯罪の諸相
 3 婦人運動のなかで
 4 男と女の古いかかわりが生んだもの
 5 女の性に貞操保護法は必要です
 6 宇野前首相の買春問題—主権者の行動から
 7 女性解放運動の継承をねがって——私のフェミニズム論
7章 女性差別と売買春——女性解放の原点
 1 売春=性差別の極限
 2 売春を生み出すもの——現代の廃娼運動へ
 3 性差別と婦人対策の改革を
 4 おいらんショーを文化と呼ぶな——買春構造打破のために
 5 現代社会と売買春
 6 セックスワーク論、権利派に反対する
 7 私のバイシュン否定論
あとがき
初出一覧

著者プロフィール

高橋 喜久江(タカハシ キクエ)

1933年東京に生れ戦時疎開で鳥取県日野町にくらす。1955年お茶の水女子大学文教育学部卒業。57年同専攻科修了。同年財団法人日本基督教婦人矯風会に就職。73年発足の売春問題ととりくむ会事務局長を兼務。<br>2004年5月まで日本キリスト教婦人矯風会会長。売買春問題ととりくむ会事務局長。

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