もぎたてのソウルマル韓国語アップグレード
中西 恭子, 野間 秀樹:監
発行:明石書店
この版元の本一覧
四六判 224ページ 並製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7503-1866-0(4-7503-1866-3) C0087
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年02月
書店発売日:2004年03月04日
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紹介

辞書にも,イデオロギーにもとらわれず,ジェンダーをもこえた革命的韓国語学習書。「アタックする」「化粧ののりがいい」「しらふ」「パシリ」「持ちが悪い」「文字化け」……,さて,韓国語で何というか?

目次

監修にあたって(野間秀樹)
まえがき

1 場面別——あんな表現,こんな表現
 食生活
  食べて飲んで
  料理バンザイ
 人間関係
  友人たち
  恋愛
  あかちゃんといっしょ
  とっさのひと言
  挨拶・相槌
 日々の暮らし
  身だしなみ
  日常のできごと
  体調
  身近な小物たち
  住まう
  お天気
 学びの周辺
  大いに学び
  コンピュータ・コピー
 趣味生活
  そして大いに遊ぶ
  運動しましょ
  写真
  クルマ
  芸能・お笑い
  神さま仏さま
  趣味別題
 経済生活
  なんといってもお金
2 暮らしてみると
 暮らしのひと言
3 おまけ
 新聞・ニュース
 方言,好っきゃねん
 時代劇を観る
 日本語式漢字語
 いつかどこかで

索引

前書きなど

監修にあたって 野間秀樹  韓国語を学んでおられる方,あるいはまた韓国語を常日頃から用いておられる方々なら,この『韓国語アップグレード  もぎたてのソウルマル』と題された本書のどこを開いても,思わずうなずきながら読み進められるに違いない.逆に,日本語を学んでおられる韓国語母語話者の方々が読んでも,面白いであろう.本書は,今生きている韓国語,とりわけソウルことばを,これでもかとばかりに観察し,描ききった快著である.  本書は著者の観察した韓国語のありのままの姿を描いた.それらのほとんどは辞書や学習書では得ることのできないものである.辞書にはこうあるが,実はこんなふうに言われているといった記述が,あちこちに散りばめられて,生きた韓国語に触れたいと願う人々にとってはもちろん,あるいは韓国語の中で生活しておられる方々でさえ,日常何気なくやりすごしてしまっている韓国語と日本語の違いを目のあたりにして,思わず膝を打つに違いない.  著者の立場は言語についての観察に徹底していて,極めて抑制が効いている.自分の狭い経験をいたずらに拡大して,日韓文化論のようなものを展開などという愚かなことはしない.どこまでも言語についての観察から出発し,韓国の生活や文化,社会といったものを言語から見据える記述になっているのである.そのように抑制の効いた記述であるがゆえに,逆にことばの隅々に宿るリアリティが,韓国の生活と文化,社会を照らすしくみになっている.  著者は朝鮮言語学を学び,研究のためにソウルヘ渡った.面白い研究論文を発表する一方で,日本語の教師も務めている.そうした経験に支えられて,日本語と韓国語の,どこが同じで何が異なるのかについての,著者の観察力は尋常ではない.著者の観察力に鑑みて,監修者は基本的に著者の全てを尊重した.ここに盛られた著者の新鮮なる記述を楽しむのが,何より正しい読み方だと思ったからである.  私たちはもぎたての楽しい辞書を1冊手に入れた.嬉しいことである. (東京外国語大学大学院教授)

著者プロフィール

中西 恭子(ナカニシ キョウコ)

和歌山県出身。一橋大学卒業後、 出版社勤務を経てフリーに。この間趣味で始めた朝鮮語を本格的に学ぶべく、1999年春、東京外国語大学大学院に進む。同大学院で修士を取得したのち、ソウル大学に留学。2003年に同大学院国語国文学科博士課程を修了し、現在、学位論文執筆中。

野間 秀樹(ノマ ヒデキ)

東京外国語大学大学院教授

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