多文化社会への道
駒井 洋:監修・編著
シリーズ・叢書「講座 グローバル化する日本と移民問題 第2期 第6巻」の本一覧
発行:明石書店 この版元の本一覧
四六判 384ページ 上製
定価:4,600円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7503-1836-3 (4-7503-1836-1) C0336
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奥付の初版発行年月:2003年12月 書店発売日:2003年12月25日
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あらかじめご了承下さい。


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紹介

外国人移民の定住化が進展するなかで,多文化社会としての日本をいかに建設するか。第1部では文化的経験や交流がおこなわれる場,第2部ではエスニック集団ごとの日本社会とのかかわり,という2つの軸をたてながら,日本型多文化主義の可能性を探る。

目次

刊行の趣旨/はじめに

第1章 多文化社会をどう建設するか 駒井 洋
1 多文化主義の意義/2 移民受け入れ国における多文化主義政策の内容/3 移民が参加する場——企業、大学、教会/4 日本社会に参加するエスニック集団/5 日本人との「住みわけ」と日本社会での「潜在化」/6 多文化社会化を阻むもの/7 多文化社会への道

第1部 移民と日本人が出会う場

第2章 IT企業に見る外国人労働者 千秋 敏
はじめに/1 外国人労働者雇用の必然性はあるか/2 二乗三乗で不足しているIT人材/3 職場に独創的な手法を移植する/4 大きい異文化交流の相乗効果/5 能力発揮を拒むような障壁?/6 ナレッジ・マネージメント手法/おわりに

第3章 多文化環境の大学 今村正治/大島英穂
1 多文化環境の大学/2 多文化環境の中での学生と教員/3 多文化社会の可能性

第4章 「エイリアン」との遭遇——学校で何が起こっているか 志水宏吉
はじめに/1 学校文化のなかの「三重のハードル」——調査からわかったこと/2 生徒と教師の生き残り戦略——日系ブラジル人と日本の中学校/3 学校文化の変革に向けて——学校・地域・研究者の「連携」から/おわりに

第5章 変容するカトリック教会 中川 明
1 外国人信徒の比重が非常に大きい地域が生まれている/2 外国人の存在による活性化/3 外国人の存在による活性化を阻む要因/おわりに

第6章 モスクの現状と展望 M・A・R・シディキ(角谷多佳子訳)
はじめに/1 イスラームと日本の出会い/2 日本のモスクとムサッラ、および臨時の礼拝所について/3 イスラーム教入信の理由とその方法/4 モスクと近隣との関係/5 モスクの役割/6 相互理解や交流を妨げるもの/7 日本人気質について/8 二〇〇一年九月一一日におきたテロの影響/9 今後の見通し/10 政策提言

第7章 日本語ボランティアネットワークの役割と課題 長澤成次
はじめに/1 外国籍住民あるいは日本語を母語としない住民の学習権保障の国際的動向/2 広がる日本語ボランティアネットワーク/3 多文化・多民族共生社会における日本語ボランティアネットワークの課題/おわりに

第8章 グローバル化する日本とエスニック・メディア 白水繁彦
1 本稿の目的/2 エスニック・メディアとは/3 エスニック・メディアの現状/4 在日エスニック・メディアの問題点と課題

第2部 エスニック集団ごとの日本社会へのかかわり

第9章 中国人——日本社会と新華僑 陳 天璽
はじめに/1 多様化する華僑社会と新たな旋風/2 各分野で活躍する新華僑と日本のかかわり/3 文化摩擦から多文化共生へ/おわりに

第10章 ブラジル人——「住み分け」から「共生」へ 深沢正雪
はじめに/1 「住み分け」/2 コミュニティの構造/3 住み分けの中の接触/4 コミュニティの形成プロセス/5 旧来住民の意識変化/6 日本人海外移住史の視点から/7 地方自治体の国際化

第11章 「新韓国人」——適応による潜在化と孤立 高 鮮徽
はじめに/1 近年の韓国社会、日本社会と、両社会の関係の動向/2 研究対象者と私/3 寿町の外国人労働者とB村の人々/4 夢の実現、そして/5 企業駐在員、留学生、職人、風俗産業従事者たちの意識と動向/6 適応により潜在化し、孤立する人々

第12章 フィリピン人——内部からの貢献 M・R・ピケロ—バレスカス(角谷多佳子訳)
はじめに/1 鎖国主義的な壁と移民に対する強い否定的感情/2 物と社会を建設したフィリピン人/3 フィリピン移民によるヒューマニズムの構築/4 日本での家庭、家族、コミュニティの構築/結論

第13章 欧米人——日本における複雑な立場 ジェンス・ウィルキンソン(角谷多佳子訳)
はじめに/1 組織的活動を妨げる要因/2 争議と運動の事例/結論

索 引

著者プロフィール

駒井 洋(コマイ ヒロシ)

1940年生まれ、大連出身。
1964年東京大学文学部社会学科卒業。
1970年同大学院社会学研究科博士課程終了。
東洋大学社会学部専任講師、筑波大学社会科学系助教授を経て、現在同教授。
〈著書〉
『外国人労働者定住への道』明石書店、1993年
『移民社会日本の構想』国際書院、1994年
『日本の外国人移民』明石書店、1999年
〈編書〉
『新来・定住外国人がわかる事典』(共編)明石書店、1997年
『超過滞在外国人と在留特別許可』(共編)明石書店、2000年
〈監修書〉
『国際社会学叢書・アジア編』(全7巻)国際書院、1993−94年
『講座 外国人定住問題』(全4巻)明石書店、1995−96年
ほか多数

上記内容は本書刊行時のものです。


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