国連人権NGOの実践から国際人権法入門
戸塚 悦朗:著
発行:明石書店 この版元の本一覧
四六判 320ページ 並製
定価:2,400円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7503-1724-3 (4-7503-1724-1)
在庫あり
奥付の初版発行年月:2003年05月 書店発売日:2003年05月09日
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紹介

弁護士として,国連NGO代表として人権擁護活動を行ってきた著者が「人権後進国・日本」の問題点を鋭く指摘する。日本が国際人権法の分野において遅れをとる要因と今後の課題について語る。国際社会で活躍しようとする人が国際人権法を知る上で必携の書。

目次

第I章 国際人権法の「国内化」
「人権の国際化」と「人権の国内化」—参議院憲法調査会への提言
 1 国内的「人権」が「国際化」したのか
 2 人権の「国内化」
 3 憲法九八条二項の実効的な実施のための方策
第II章 国際人権レポート
国際社会のなかの「人権後進国・日本」
 1 国際人権一九九〇年を振り返る
 2 国連の「弁護士役割基本原則」
 3 精神保健法制改革と国際人権法
 4 国際法上の被拘禁者賠償請求権
 5 国連の拘禁ワーキング・グループ
 6 第三回B規約政府報告書をめぐって
 7 B規約選択議定書をめぐって
 8 選択議定書批准へ動くソ連
 9 「人権」で動き出した韓国
 10 国際人権法発展と日本の遅れ
 11 中国人乗っ取り犯亡命問題
 12 アムネスティ・インターナショナル勧告が求めるもの
 13 国際批判に挑戦する日本警察
第III章 国際人権法の国内的実施のための課題
国際人権(自由権)規約の国内的実施をめぐる日本における諸問題
国連人権機構と国際協力——国連人権NGO活動実務トレーニングの試み
 1 国際協力
 2 地域比較法政策論の講義
 3 国連人権NGO活動実務トレーニングの試み
著者の国際人権法実務活動の概要
初出一覧
あとがき

著者プロフィール

戸塚 悦朗(トツカ エツロウ)

1942年生まれ。立教大学理学部物理学科卒業後,同大学法学部法律学科に学士編入し,1970年卒業。1990年,ロンドン大学大学院(経済政治学院〈LSE〉LLM課程)卒業。1973年に弁護士登録(第二東京弁護士会所属),2000年3月まで弁護士。1984年以降,国連人権NGO代表としての活動を行なう。この間,1988年から1995年まで,ロンドン大学客員研究員(精神医学院,LSE法学部)。1996年から1998年までソウル大学法学研究所特別客員研究員,1998年から2000年3月までワシントン大学ソーシャルワーク学院客員研究員。2001年9月から2002年1月までブリティッシュコロンビア大学法学部客員助教授。2000年より,日本友和会(JFOR)ジュネーブ国連欧州本部主席代表。2000年4月から2003年3月まで,神戸大学大学院国際協力研究科助教授。2003年4月より,龍谷大学法学部教授。<br>主な著作<br>『日本が知らない戦争責任:国連の人権活動と日本軍「慰安婦」問題』(現代人文社),「国際法から見た日本軍性奴隷問題」(『岩波講座現代の法11 ジェンダーと法』,岩波書店),「ILO創設と男女平等賃金原則の成立(1)〜(3)」(神戸大学大学院国際協力研究科『国際協力論集』2000年11月号・2001年6月号・10月号)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。
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