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ヨーロッパの祭りたち 浜本 隆志(編著) - 明石書店
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ヨーロッパの祭りたち (ヨーロッパノマツリタチ)

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発行:明石書店
四六判
328ページ
並製
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-7503-1694-9   COPY
ISBN 13
9784750316949   COPY
ISBN 10h
4-7503-1694-6   COPY
ISBN 10
4750316946   COPY
出版者記号
7503   COPY
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2003年4月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

クリスマス,ヴァレンタインデーなど個人的なつながりの確認,一方,大規模な劇場型へと二極分化する傾向にある近年の祭り。イギリス,ドイツ,フランス,イタリア,スペインなど,伝統継承と変遷の実態を明らかにし,祭りの意味と淵源をたずねる。

目次

はじめに 浜本隆志・柏木 治

序 章 ヨーロッパの祭り 浜本隆志
 一 アニミズムの祭りからキリスト教祭へ
 二 祭りのシンボル
 三 祭りと仮面
 四 祭りのパフォーマンス
 五 非日常空間としての祭り

第1章 イギリスの祭り 和田葉子
 一 イギリスの歳時記と祭り
 二 イギリスのクリスマス
 三 懺悔の季節の大騒ぎ
 四 イギリスの復活祭の習俗
 五 ケルトの残照文化
 六 ガイ・フォークス・デー
 七 スコットランドとウェールズの祭り

第2章 ドイツの祭り 浜本隆志
 一 ドイツの歳時記と祭り
 二 ドイツのクリスマス
 三 冬の追い出し祭り
 四 ヴァルプルギスの夜祭り―魔女たちの饗宴
 五 オクトーバーフェストとビール祭り
 六 バイロイト音楽祭

第3章 ロシアの祭り 近藤昌夫
 一 祭りの聖水ウォッカ
 二 ロシアの歳時記と祭り
 三 火と水の祭り―正教と異教
 四 ペテルブルクのカーニヴァルと民衆の笑い

第4章 フランスの祭り 柏木 治
 一 フランスの歳時記と祭り
 二 フランスのクリスマス
 三 ニースのカーニヴァル
 四 怪物の祭りと巡礼の祭り
 五 パリ祭
 六 ワイン祭り

第5章 スペインの祭り 成田瑞穂
 一 スペインの歳時記と祭り
 二 スペインのクリスマス
 三 バレンシアの火祭り
 四 セビーリャの聖週間と春祭り
 五 パンプローナのサンフェルミン祭

第6章 イタリアの祭り 藤内哲也
 一 イタリアの歳時記と祭り
 二 イタリアのクリスマス
 三 仮装して、仮面をつけて―ヴェネツィアのカーニヴァル
 四 「祭り」としてのサッカー
 五 橋の上での大げんか
 六 都市のアイデンティティと祭り

終 章 祭りの諸相 柏木 治
 一 サンタクロースの旅
 二 クリスマスの地域異相
 三 ヴァレンタインデーの由来
 四 祭りと食文化
 五 祭りの現在

あとがき 浜本隆志・柏木 治

著者プロフィール

浜本 隆志  (ハマモト タカシ)  (編著

1944年、香川県生まれ。ワイマル古典文学研究所、ジーゲン大学留学。現在、関西大学文学部教授。ドイツ文化論専攻。
[主要著書・訳書]
『ドイツ・ジャコバン派』(平凡社、1991年)、『鍵穴から見たヨーロッパ』(中公新書、1996年)、『紋章が語るヨーロッパ史』(白水社、1998年)、『ねむり姫の謎』(講談社現代新書、1999年)、『指輪の文化史』(白水社、1999年)、『世界の鍵と錠』(共著、里文出版、2001年)、『現代ドイツを知るための55章』(共著、明石書店、2002年)
『ゲオルク・フォルスター作品集』(共訳、三修社、1983年)、『ドイツの文芸検閲史』(共訳、関西大学出版部、1997年)、『「ジプシー」の伝説とメルヘン』(編訳、明石書店、2001年)

柏木 治  (カシワギ オサム)  (編著

1956年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学卒業、関西大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、グルノーブル大学留学。現在、関西大学文学部教授。近代フランス文学専攻。
[主要著書・訳書]
『スタンダール変幻─作品と時代を読む』(共著、慶應義塾大学出版会、2002年)、『衣服の精神分析』(共訳、産業図書、1993年)、『世紀末の政治』(共訳、リブロポート、1992年)、その他。

上記内容は本書刊行時のものです。