金基鎮、小牧近江、そしてアンリ・バルビュス近代韓国の知識人と国際平和運動
李 修京:著
発行:明石書店 この版元の本一覧
A5判 296ページ 上製
定価:5,000円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7503-1658-1 (4-7503-1658-X)
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奥付の初版発行年月:2003年01月 書店発売日:2002年12月21日
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紹介

日本の植民地支配下の朝鮮に生まれた文筆家・金基鎮は,フランスのバルビュス,小牧近江らの影響を受け,「大衆の教化こそ知識人の責務である」という認識の下に社会活動に取り組んだ。彼の大衆教化活動と現代の「知識人」の役割について考察する。

目次

序 章
 1 研究の目的(問題提起)
 2 分析手法及び研究方法
 3 先行研究
 4 研究範囲

第1章 八峰・金基鎮の初期文学思想の形成
 第1節 三・一運動と八峰の日本留学
 第2節 啓蒙主義的視座と組織活動

第2章 「クラルテ」運動の結成までのバルビュス考察
 第1節 バルビュスの生い立ち
 第2節 「クラルテ」運動

第3章 一九二〇年代初期の日本における知識人の動向の一考察
 第1節 一九二〇年代初期の社会的背景
 第2節 小牧の生い立ちと『種蒔く人』の結成
 第3節 『種蒔く人』期の動向

第4章 植民地中期の朝鮮社会と金基鎮の活動の考察
 第1節 植民地中期の朝鮮社会の実状
 第2節 金基鎮の活動

終 章

《付論》 朝鮮における「暗黒期」の知識人層の実態
 第1節 暗黒期における朝鮮社会の背景
 第2節 親日的動向の実態

著者プロフィール

李 修京(イ スゥギョン)

韓国ソウル生まれ。1986年に渡日し、立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、山口県立大学国際文化学部助教授。近代韓国、日本、フランスの社会や歴史研究に取り組みつつ、現在の社会的諸問題を国際的視点から分析し、平和な社会を創出する方法を模索・研究中。

主な著書
『地域から世界へ』(共著)山口新聞社
『クラルテ運動と「種蒔く人」』(共著)御茶の水書房
『「種蒔く人」の潮流』(共著)文治堂書店
主な論文
「韓国文学におけるフェミニズム」(『社会文学誌』第11巻)
「朝鮮における「暗黒期」の知識人層の実態」(『立命館言語文化研究論集』第10巻3,5,6号)
「近代日本における知識人の動向」(『立命館言語文化研究論集』第11巻3,4号)
「韓国における日本近代文学運動の評価考察」(『山口県立大学国際文化学部論集』第8号)

上記内容は本書刊行時のものです。


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