
発行:明石書店 この版元の本一覧
四六判 376ページ 上製
定価:2,800円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-7503-1654-3 (4-7503-1654-7) C0036
品切・重版未定
奥付の初版発行年月:2002年12月 書店発売日:2002年12月14日
あらかじめご了承下さい。
紹介
現代アフリカ全体を取り上げた総論・入門書。特に社会,文化,政治に重きを置くことにより,アフリカをより身近なものに,また,現実にかかえている民族問題などにも眼を向けてもらうための啓蒙書として最適。関連する文献のミニ解説付き。
目次
まえがき
総 論 アフリカ現代史の歩み/岡倉登志
アフリカを知るための出発点——文献案内
1 現代アフリカ政治経済略史
2 アフリカの多様性
3 世界の中のアフリカ
第1部 アフリカの社会と文化
第1章 アフリカ文化のダイナミズム/砂野幸稔
1 文化を語ることについて
2 文化生成の歴史的ダイナミズム
3 言挙げされる文化——文化的アイデンティティの主張としての文化
4 消費される文化、生きられる文化——アフリカの都市文化
5 結びにかえて
第2章 アフリカの農村生活—変わりゆく姿/赤阪賢
1 はじめに
2 隔絶山村をとりまく状況
3 サバンナ丘陵の農村
4 変化の外部要因
第3章 アフリカの女性の社会的地位と役割—南アフリカの事例から/楠瀬佳子
1 はじめに
2 アフリカの女性
3 南アフリカの女性の闘い
4 女性の現状
5 真実和解委員会——人権侵害の実態
6 ズベイダ・ジェファーの証言から
7 おわりに——女性学の現状から
第4章 アフリカの宗教/嶋田義仁
1 土着宗教と外来宗教
2 アフリカの自然宗教
3 アフリカの外来宗教とその土着化
コラム1 贈与と共同体—セネガルのイスラーム=スーフィー教団ムーリディーヤの事例/田尻敦子
第5章 アフリカの言語—その生態と機能/宮本正興
1 はじめに
2 民族指標的言語と非民族指標的言語
3 社会・文化的な分類
4 スワヒリ語とイスラム文明
5 東アフリカの言語生態学
6 むすび——スワヒリ語と英語の弁証法
第6章 アフリカ文学—黒人作家を中心として/小林信次郎
1 背景
2 前景をなす文学
3 西部アフリカの文学
4 南部アフリカの文学
5 東部アフリカの文学
コラム2 グリオを訪ねて/出水慈子
第7章 アフリカの都市—成立過程と実態/岡倉登志
1 はじめに
2 現代アフリカにおける都市の成立
3 都市の現況
コラム3 ダーバンの都市生活史/北川勝彦
第2部 アフリカの政治経済
第1章 内戦・民族紛争の実態と問題点—「アフリカの角」と「大湖地方」の事例/岡倉登志
1 「アフリカの角」における民族紛争
2 「大湖」地方における内戦・民族紛争
コラム4 エチオピアの近・現代にみる光と影/古川哲史
第2章 「アフリカ社会主義」とその挫折/岡倉登志
1 「アフリカ社会主義」とは何か
2 “ウジャマー社会主義”——タンザニアの事例
3 “科学的社会主義”は科学的社会主義だったのか——コンゴとエチオピアの事例
第3章 アフリカの民主化/岡倉登志
1 民主化の背景
2 民主化の現段階
第4章 日本のアフリカ外交とNGO/森川純
1 はじめに
2 日本外交とアフリカ
3 アフリカ外交における財界とNGOの地位と役割
4 日本のアフリカ外交とNGOが果たすべき役割
5 アフリカに関わる日本のNGO
第5章 冷戦期の国際政治とアフリカ—非同盟運動を軸に/高林敏之
1 「非同盟」とは何か
2 非同盟運動の生成
3 非同盟運動の性格を決定づけたアフリカ
4 非同盟の論理的破綻——アフリカの事例から
5 おわりに
付録◇参考文献ガイド
あとがき
索引
著者プロフィール
岡倉 登志(オカクラ タカシ)
1945年生まれ。明治大学文学部修士課程を経て同大学院政治学研究科博士課程単位取得(1974年)
1988年4月より大東文化大学文学部教授
1974年より5回、西アフリカ、東アフリカを調査・研究旅行
[主要著書等]
『二つの黒人帝国』東京大学出版会 1987年
『「野蛮」の発見』講談社 1990年
『アフリカ史を学ぶ人のために』(編著)世界思想社 1996年
『西欧の眼に映ったアフリカ』明石書店 1999年
『エチオピアの歴史』明石書店 1999年
『アフリカの歴史』明石書店 2001年
「19世紀の西アフリカにおけるイスラーム化と植民地化」『岩波講座世界歴史21』岩波書店 1998年
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