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中世の戦争と修道院文化の形成
四六判
406ページ
上製
定価
5,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年4月
- 書店発売日
- 2014年4月11日
- 登録日
- 2014年3月5日
- 最終更新日
- 2014年4月11日
紹介
ヨーロッパ十字軍の時代、教会は修道士を「戦う人」とみなすようになった。それは「キリストの戦士」、「精神的な戦士」であり、「世俗の戦士」よりもキリストに近い、より高度の戦士と位置づけられた。古代から中世盛期まで、広範な文献における言葉と表現の変遷を克明に跡づけ、「祈る人と戦う人」という二項対立的発想の問題性を指摘し、遠く現代にまで続くその関係に新たな視点を提供する。
目次
謝辞
略語一覧
序章
第一章 聖書と典礼文に見る戦争との遭遇
第二章 修道士と戦士──その境界をめぐって
第三章 精神的な戦争── 1200年頃までのあるコンセプトの歴史
第四章 修道院のテキストに見る軍事的イメージ
第五章 精神的模範としての戦士
結論
付録 鎧を着た人── 1050~1250年頃
訳者あとがき
参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。