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紫式部集からの挑発 廣田 收(著) - 笠間書院
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紫式部集からの挑発 (ムラサキシキブシュウカラノチョウハツ) 私家集研究の方法を模索して (シカシュウケンキュウノホウホウヲモサクシテ)

文芸
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発行:笠間書院
A5判
238ページ
定価 5,500円+税
ISBN
978-4-305-70729-1   COPY
ISBN 13
9784305707291   COPY
ISBN 10h
4-305-70729-2   COPY
ISBN 10
4305707292   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年5月
書店発売日
登録日
2014年5月7日
最終更新日
2014年8月12日
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紹介

伝記資料ではなくひとつの作品として『紫式部集』に挑む。

個の作品としての研究が手薄い
紫式部の私家集『紫式部集』。
未解決課題の数々を再検証する。

『紫式部集』研究の現状と課題を
歯に衣着せず語り尽くす、鼎談も収録!

【『紫式部集』は、かつては伝記研究の資料としてあつかわれるところに研究の端緒があった。本集をその束縛から解き放ち、ひとつの「作品」として対象化したいというのが、かねてから著者三人に共通する願いであった。(中略)ここであつかった問題点は、前人未踏というわけではない。ただ、いずれも諸家の見解が噛みあわなかったり、なおざりにされたりして、議論が深まっていなかったものである。これらの課題群を著者三人が分担して、あらためて検証してみることとしたのが本書である。......「まえがき」より】

目次

 まえがき

1 『紫式部集』 左注とは何か
   ―謎解きと跨ぎの機能―

2 『紫式部集』 四番・五番歌の解釈追考
   ―「女はらから」 に対する垣間見と求婚―

3 『紫式部集』 における哀傷
   ―贈答歌の中の追悼―

4 『紫式部集』 日記歌の意義
   ―照らし返される家集本体とは何か―

5 『紫式部集』 の末尾
   ―作品の終局とは何か―

6 『紫式部集』 における定家本とは何か
   ―表記からの展望―

7 帥宮追悼歌群における和泉式部の和歌の特質
   ―表現形式をめぐる紫式部の詠歌法との違い―

8 『紫式部集』 の中世

9 鼎談 『紫式部集』 研究の現状と課題Ⅰ

10 鼎談 『紫式部集』 研究の現状と課題Ⅱ

11 紫式部・紫式部集研究年表 (補遺稿)

 あとがき

著者プロフィール

廣田 收  (ヒロタ オサム)  (

略 歴 1949年 大阪府豊中市生まれ。
    1976年 同志社大学大学院修士課程修了
    現  在 同志社大学文学部教授・博士 (国文学)
主要著書
    『『宇治拾遺物語』 表現の研究』(笠間書院 2003年2月)
    『『宇治拾遺物語』 「世俗説話」 の研究』(笠間書院 2004年10月)
    『『源氏物語』 系譜と構造』(笠間書院 2007年3月)
    『家集の中の 「紫式部」』(新典社 2012年9月)
    『『紫式部集』 歌の場と表現』(笠間書院 2012年10月)

横井 孝  (ヨコイ タカシ)  (

略 歴 1949年 東京都世田谷区生まれ。
    1977年 駒澤大学大学院博士課程満期退学
    現  在 実践女子大学文学部教授・文学修士
主要著書
    『〈女の物語〉のながれ―古代後期小説史論』(加藤中道館 1984年10月)
    『円環としての源氏物語』(新典社 1999年5月)
    『源氏物語の風景』(武蔵野書院 2013年5月)

久保田 孝夫  (クボタ タカオ)  (

略 歴 1950年 北海道旭川市生まれ。
    1974年 同志社大学大学院修士課程修了
    現  在 大阪成蹊短期大学グローバルコミュニケーション学科教授・文学修士
主要著書
    『松浦宮物語』 (共)(翰林書房 1996年3月)
    『淀川の文化と文学』 (共)(和泉書院 2001年12月)
    『紫式部の方法』 (共)(笠間書院 2002年11月)

上記内容は本書刊行時のものです。