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季刊ロゼッタストーン第18号  - ロゼッタストーン
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季刊ロゼッタストーン第18号 (キカンロゼッタストーンダイジュウハチゴウ) 再起ーー人は立ち直るために何が必要か?

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A4変形判
116ページ
定価 838円+税
ISBN
978-M-947767-18-1   COPY
ISBN 13
978M947767181   COPY
ISBN 10h
M-947767-18-1   COPY
ISBN 10
M947767181   COPY
出版者記号
947767   COPY
Cコード
C0402  
0:一般 4:ムック・その他 02:年鑑・雑誌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2004年7月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

■長い人生のなかで、落ち込むこと、失敗すること、トラブルに巻き込まれること、体調を崩してしまうことは、誰にでもあるはずです。そこから「再起」するためには、いったい何が必要なのでしょうか。今回は、辛い体験を乗り越えて、見事に活躍している方々にお話を聞きました。トラブルの種類はさまざまでも、立ち直る人たちにはある種の共通点があります。生きていくためのヒントと、人間がもつ可能性を教えてもらったような気がします。

■インタビューページでは、倒産、借金、母の死を乗り越えて大ブレイクしたデューク更家さん(ウォーキングドクター)、子宮がん手術後、銀座ママに復帰した、ますい志保さん(クラブ「ふたご屋」ママ)、長男が薬物依存症を克服した千葉マリアさん(歌手)、この春、早稲田大学政経学部に入学したそのまんま東さん(タレント)、会社を倒産させた経験を武器にしている板倉雄一郎さん(起業家)、元ヤンキーの弁護士、金崎浩之さんらに「再起」体験を語ってもらっています。

■いま気になる「少年犯罪」についても取り上げました。少年A(酒鬼薔薇聖斗)の更生の過程を徹底取材した草薙厚子さん(ジャーナリスト)、犯罪者の心理に詳しい臨床心理士・矢幡洋さん(矢幡心理教育研究所代表)、少年たちによる集団暴行で最愛の息子を亡くした飯島京子さん(NPO法人 犯罪被害者支援の会『アピュイ』代表理事)に、「少年犯罪と再起」について、貴重な意見を聞きました。

■恒例の政治家インタビューもあります。年金法案をめぐるゴタゴタで、国会も年金制度も、すっかり信頼を失ってしまいました。、今回は、若手国会議員メルマガ「未来総理」メンバーを代表して、自民党の大村秀章議員、公明党の福島豊議員、民主党の野田佳彦議員が、今後、どうやって国民の信頼を取り戻していくか、決意を述べています。それぞれのプライベートな「再起」体験も興味深いものでした。

■特集・びわこの狸の年金講座「もしかしてあなたも未納兄弟!?」も必見です。未納議員が続出した国会ですが、未納は他人事ではありません。いまの年金制度だと、転職が多い人、専業主婦の時期がある人、派遣社員などが、どうしても未納になりやすいのです。また、お金がなくて、払いたくても払えない人だっているはず。未納のよしあしはとりあえず置いておき、この特集では、どんなときに未納になりやすいのか、未納期間があったらどうなるのかを、ロゼッタストーンWEBでおなじみのびわこの狸さんにやさしく解説してもらいました。

■ミニ特集「ホームレスからの再起」は、ホームレスにまでなってしまった人たちのドキュメントです。

■「外国在住の日本人女性が見た世界各国最新情報」のテーマは「海外から見たニッポン」。いま、世界で日本がどう見られているかをレポートしてもらいました。

■不定期連載の「殴られ屋起死回生物語」が久々に復活。左目が見えなくなったハレルヤさんが、眼科で診察を受けました。

■そのほか、イケメン花婿料理講座では、山本康平さんが「カルボナーラ」にチャレンジ。アマチュア編集長シリーズでは「私の失敗」をテーマに、小学生、中学生、大学生、フリーターの代表が、編集作業に挑戦してくれました。キャラメルボックスの加藤さんは、キャラメルボックスがピンチを乗り越えて19年間続いた秘密を語っています。

■いつもの連載も、もちろん、読み応えたっぷり! いま、再起を誓っている人も、ちょっと落ち込んでいる人も、ロゼッタストーン第18号を読んで、新しい一歩を踏み出してください。

目次

◇INTERVIEW

●倒産、借金、母の死を乗り越え大ブレイク
デューク更家(ウォーキングドクター)  6

●子宮がん手術後、銀座ママに復帰
ますい志保(クラブ「ふたご屋」ママ・作家)  10  

●息子が薬物依存症を克服
千葉マリア(歌手)   14

●この春、早稲田大学政経学部に入学
そのまんま東(タレント)   18

●会社を倒産させた経験が武器
板倉雄一郎(経営コンサルタント)   22

●元ヤンキーが司法試験を突破  
金崎浩之(弁護士)       25

◇少年犯罪と再起

●少年A(酒鬼薔薇聖斗)の更生の過程を徹底取材
草薙厚子(ジャーナリスト)   28

●犯罪者の心理に詳しい臨床心理士
矢幡 洋(矢幡心理研究所代表)    32
  
●少年たちによる集団暴行で最愛の息子を亡くした
飯島京子(特定非営利法人 犯罪被害者支援の会『アピュイ』代表理事)  34

◇「ホームレスからの再起」  36

◇未来総理INTERVIEW
「政治は信頼を取り戻せるか?」
大村秀章(自民党)・福島 豊(公明党)・野田佳彦(民主党)  50

◇特集

びわこの狸の年金講座
「もしかしてあなたも未納兄弟!?」
ー誤解しやすい年金の仕組みをやさしく解説ー   42
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎外国在住の日本人女性が見た世界各国最新情報
「海外から見たニッポン」   82

◎特別エッセイ
「どん底からの脱出」(高清水美音子)   64
「もう一つの痛み」(走辺寿美子)      66

◎不定期連載
「殴られ屋起死回生物語」
第3回   「左目が見えない!」    68

◎フォトエッセイ
「自分を誉めてあげよう!」松美里瑛子  81
「見果てぬ先に」浅田悠樹         100

◎スペシャル企画
ダイエットダービー第2弾結果発表!
「2カ月間で、やせたのは誰?」    104

◇注目の連載企画
●アマチュア編集長シリーズ「私の失敗」   56
●キャラメルボックス・プロデューサー、加藤昌史の“嫌われ者のすすめ”   
「キャラメルボックスはなぜ19年間も続いてきたのか?」     70
●イケメン花婿料理講座 
第6回「初挑戦!カルボナーラ」             72
●オクモト陽典の“不運から風雲”    
「元気になったり落ちたりを繰り返しつつ、人は再び立ち上がる」   74
●逆転人生相談――マダム馬子のアドバイス付――             
「借金のある母子家庭。大学に進学したいが母は反対」     90

■大好評連載

●気になる食品「徹底比較しま専科」(ビール・発泡酒)  76
●にしかわたくの「でんぐり映画館」(世界の中心で、愛をさけぶ)  78
●特派員クラブの窓から(渡辺晴子)
前衆議院議員鈴木宗男さん、参院選で政治家「再起」か?  80
●話のネタ袋「恋と結婚の意外な現実」      86
●越前君の“あなたが陪審員”        
「痴漢に間違われて逮捕。失った名誉をどう回復する?」  88
●職業裏辞典「占い師」  92
●ショートショートストーリー「一粒の毒薬」(大崎知仁)  94
●ホッカホカ科学(バイオメトリクス認証)     96
●本間正人の“21世紀の学習学”    
「メール上の失敗。限界知って使うコツ」  98
●ベラ西原の体験エッセイ「努力する女」  99
●読者のページ「それぞれの再起」     101
●世代別ミニ世論「再起」大アンケート  102
●保存版・「ニュースのおさらい」(2004年3月~5月) 106
●マザー夏目の気学占い  109
●ロゼッタストーンINFORMATION 1 112
●ロゼッタスト-ンINFORMATION 2 114   








前書きなど

この特集を企画した時点で
「再起」という言葉は希望にあふれていると思っていました。

ところが、企画を進めていくうちに
「再起」という言葉にひどく傷つく人たちの存在に気がつきました。

取材も何人も断られました。
「再起」というテーマで話を聞く場合、
「あなたはかつて転びましたね」ということが前提になってしまいます。
そのことについて語るのは、とても辛いことです。

今回取材を受けてくださった方々の共通点は
自分に起きたトラブルや、自分の失敗を直視し
その経験を、できれば他の人にも生かしてもらおうとしているところです。

自分のためだけに頑張ることには限界があるけれど
誰かのために頑張ろうと思ったら、
どこからか力が湧いてくるものなのかもしれません。

失敗したり、挫折したり、病気になったり、トラブルに巻き込まれたり
生きている限り、誰にでも落ち込む時期はあるはずです。

過去の自分に戻るなんて不可能だし
社会的に成功することがすべてというわけでもありません。

大切なのは、
いまの自分自身をちゃんと見つめること。
自分自身の受けた痛みを無駄にしないで
今後の人生に生かすこと。

そうして、みんなが自分が得た「教訓」をわけあえる世の中になったら
ちょっと素敵だなあと思うのです。

ロゼッタストーン代表 弘中百合子


版元から一言

今回の表紙で、雲の上を歩いているのは、いま話題のウォーキングのカリスマ、デューク更家さんです。ウォーキング教室にお邪魔しての取材でした。たかが「歩き」といえど、上手に「歩く」ことは意外に難しいようです。人生の道を歩くことは、もっと難しいですよね。それでも、つまずいたり、転んだりしながら、とにかく歩き続けている私たち。人間はなんとけなげな生き物でしょう。ロゼッタストーン第18号は、人生のウォーキング教室です。

上記内容は本書刊行時のものです。