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『〈主婦〉の学校』AFTER BOOK(初版映像特典つき) kinologue(編) - kinologue books
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『〈主婦〉の学校』AFTER BOOK(初版映像特典つき) (シュフノガッコウ アフターブック)

趣味・実用
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発行:kinologue books
A5変形判
縦189mm 横138mm 厚さ8mm
100ページ
並製
価格 1,900円+税
ISBN
978-4-9911740-2-5   COPY
ISBN 13
9784991174025   COPY
ISBN 10h
4-9911740-2-3   COPY
ISBN 10
4991174023   COPY
出版者記号
9911740   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2022年5月11日
書店発売日
登録日
2022年3月15日
最終更新日
2023年4月25日
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紹介

これまであるようでなかった「映画の『その後』を語る本」とは、映画をつくった後、つくった人はどうなったのか。映画を観た後、観た人には何が起きたのか。映画をつくった人や観た人が「その後」を語る本。

【AFTER THE CINEMA 映画の「その後」を語る本】第2弾は、
ジェンダーギャップ指数ランキング12年連続1位(2021年※日本は同120位)
“ジェンダー平等” 先進国・北欧アイスランドから届いたドキュメンタリー映画
『〈主婦〉の学校』(2021年10月より全国上映中)

アイスランドで創立80周年を迎えた男女共学の家政学校「主婦の学校」は、調理・洗濯・掃除・裁縫・編み物・アイロンがけなど生活全般にわたる家事の基本から、衣服の修理や食品ロス削減などのサステイナブルなことまで実践的に教えている。良き主婦になるためではなく「いまを生きる」ための知恵と技術を身につけるこの学校の学びは、家で過ごすことが多くなったコロナ禍の私たちに〈主婦〉とは何か、暮らしや家事のあり方を柔らかく問いかけている。

映画の「その後」を語る本書は、公開後に寄せられた
◎「主婦の学校」やアイスランドについてもっと知りたい!
◎日本における家事の学び=家庭科は今、どんなことになっているの?
◎もし日本に「主婦の学校」があったら・・・
などの要望・疑問・願望にお応えし、映画を観るだけでは終わらない、
「自分のことが自分で出来るようになる」楽しさを見出すことができる1冊!

★初版特典:本編オンライン視聴リンク

目次

CONTENTS 目次
本書は、映画と3つの「その後」で構成でされています。
映画からでも「その後」からでも、ご自由にどうぞ。
【FILM 映画編】 
この映画は、どんなことを伝えようとしていて、どんな人たちによって作られ、そして、どのようにして、日本に、あなたのお手元に、届けられてきたのでしょうか。
07 イントロダクション
09 ストーリー
11 監督インタビュー /スタッフ&キャスト
15 配給裏話

【AFTERWARDS 1:LEARNING その後①:教養編】
映画に描かれていないところも含め、詳細な授業内容や校長先生の言葉、学校訪問記から、「主婦の学校」にたっぷりと迫っていきます。また、この学校が80年存続する背景にあるアイスランドの社会や文化について、そこに暮らす人たちの生活実感も交えてまなびましょう。
25 「主婦の学校」について
   校長先生インタビュー(聞き手:佐光紀子さん=翻訳家・家事研究家  『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』他著)
   学校訪問記(アイスランド在住・小倉悠加さん)
43 アイスランドについて
   アイスランドの歴史とジェンダー平等への歩み
   「女性の休日」について(アイスランド在住・小倉悠加さん)
   ステファン・ホイクル・ヨハネソン駐日アイスランド大使に聞く
  アイスランドの家しごと事情(アイスランド在住・荒寛子さん)

【AFTERWARDS 2:UNDERSTANDING その後②:理解編 】
対して、日本にいる私たちは、どのように家しごとを学んできたのでしょうか。思い出すのは家庭科のこと。いまの家庭科は何を教え、伝えているのか?そして、大人になった私たちが、いまこそ学びたい家しごととは?
55 コラム「困難な時代を生き抜くための知恵と技術習得の場を求めて」
   (堀内かおる先生=横浜国立大学教授、日本家庭科教育学会会長)
57 いま、家庭科が伝えたいこと~現役家庭科教員座談会
   (大場広子先生・佐藤誠紀先生・藤村有里先生)
65 映画を観た人50人に聞きました!「学びたい家しごと」アンケート

【AFTERWARDS 3: PRACTICING その後③:実践編】
日本版「主婦の学校」を誌面開校します。家しごとのプロフェッショナル4人に伺った、この学校の先生になるとしたら、教えたいこと、伝えたいこと。動画も見ながら、さぁ、やってみましょう!
73 1時限目 ダーニング:野口光さん(テキスタイルデザイナー、 『野口光が教える一生使えるダーニング術』他著)
      開講講座★動画「はじめての、俺の、わたしのダーニング」
79 2時限目 洗濯:中村祐一さん(洗濯家、NHKまる得マガジン「おうちで極上!洗濯術」講師)
      基礎講座★動画「はじめてまなぶ、洗濯のキホン」
85 3時限目 整理収納・掃除:山﨑美津江さん(家事アドバイザー・相模友の会会員、『帰りたくなる家 家の整理は心の整理』他著)
91 4時限目 料理:小嶋あゆみさん(料理家、「暮らしの学校」校長)

前書きなど

映画をつくった後、
つくった人はどうなったのか。
映画を観た後、
観た人には何が起きたのか。
そんなことを探り、
映画の「その後」を語る本です。
第2弾となる映画は、
『〈主婦〉の学校』。

2021年10月の劇場公開から半年余り。
今回は、映画を観た後に連なっていく
3つの「その後」を語ります。

この映画は、ある学生のこんな言葉から始まります。
「主婦の学校には行くけど、
だらしない主婦になったって構わないでしょ?
 私は主婦になるために、あの学校へ行くわけじゃないの」

主婦になるためじゃない「主婦の学校」のまなびは
主婦や家事に貼りついたラベルをはがし、
主婦を〈主婦〉
家事を「家しごと」
としてみれば、
“丁寧”じゃなくても、暮らしを楽しむことにつながるはず。

映画の背景にあるものを知り、
自分たちの現状がわかったら、
あとはやってみるだけ。
3つの「その後」が、さらに「その後」をつくっていきます。

著者プロフィール

kinologue  (キノローグ)  (

2011年よりkino(映画)でdialogue(対話)するワークショップ=kinologue(キノローグ)を主宰。2014年より北欧に特化した映画配給を始め、フィンランド映画『365日のシンプルライフ』(2014)『劇場版ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』(2015)『ファブリックの女王』(2016)『サウナのあるところ』(2019)、アイスランド映画『YARN 人生を彩る糸』(2017)『〈主婦〉の学校』(2021)を共同/単独配給(カッコ内劇場公開年)。2020年に出版レーベル・kinologue booksを立ち上げ、【AFTERTHE CINEMA 映画の「その後」を語る本】シリーズを刊行、第1弾として『365日のシンプルライフ』DVDブックを出版。映画を「観る」だけで終わらない楽しさを探求する。
https://kinologue.com/

上記内容は本書刊行時のものです。