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大阪ソースダイバー 下町文化としてのソースを巡る、味と思考の旅。

堀埜浩二(著), 曽束政昭(著)
発行:ブリコルール・パブリッシング

A5判   224頁  並製
価格 1,500円+税

ISBN 978-4-9908801-3-2   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年7月
書店発売日 2017年7月21日
登録日 2017年5月23日

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書評掲載情報

2017-10-23 あまから手帖  11月号
評者:右近 聖氏
2017-10-10 阪急電鉄沿線情報紙 TOKK  10月15日号
2017-09-14 産経ニュースWEST  
2017-09-05 サンデー毎日  9月17日号
評者:岡崎武志氏
2017-08-20 東洋経済ONLINE  
評者:仲野 徹氏(大阪大学大学院・生命機能研究科および医学系研究科教授)
2017-08-14 HONZ  
評者:仲野 徹氏(大阪大学大学院・生命機能研究科および医学系研究科教授)

紹介

大阪の街を地政学的に俯瞰し考察したあの名著への、地元・大阪からのナナメ45°のオマージュ。
褐色のソースが映し出す、下町の味の記憶と人間味あふれる情景へ、いざダイブ!

 明治の文明開化の頃にわが国にもたらされたウスターソースは、明治の後半に洋食とともに普及しました。
 かつてソースは洋食文化とともに「ハイカラな贅沢品」として慣れ親しまれ、戦後、お好み焼や串カツといったメニューの広まりとともに、関西の下町ではソースはなくてはならない「庶民の味」となりました。昭和の往時、関西人の食卓にはいつもウスターソースがありました。
 時を経て、日本人の食文化の多様化や簡素化、個食化とともに、ウスターソースは今や「ノスタルジー」な懐かしの味ともなりつつあります。
 本書では、お好み焼きと串カツの名店41店のある大阪・神戸・京都の下町を巡り、下町とソースの蜜月を探訪するとともに、地ソースメーカーの工場への潜入や関西の代表的な地ソース21社33品の徹底比較などを通して、関西の下町文化が育んだソースの軌跡を見つめ直し、「下町とソースの真実」を解明。
 褐色のソースの向こうで巡り合ったのは、人間味あふれる下町の風景と記憶の味、そして「下町のエートス」とでした。
 褐色のソースが映し出す、「ソースにまみれた下町の日常」の味と思考の旅へ、いざダイブ!


◎本書より
ソースから眺める、あの頃の下町/お好み焼な街を往く/大阪ソースダイバー グラフィティ/関西 地ソースカタログ〜関西の地ソースだよ! 全員集合/地ソースメーカーの工場を訪ねて/串カツと下町/ソースと下町のパースペクティヴ


 掲載エリア
【大阪】梅田、難波、西九条、千鳥橋、天満、京橋、緑橋、鶴橋、桃谷、今里、住道、布施、
    新世界、天下茶屋、花園町、鶴見橋、岸里、玉出、堺東、岸和田 
【神戸】長田、生田川、阪神住吉 
【京都】東九条・七条

目次

●ソースから眺める、あの頃の下町
●お好み焼な街を往く
  ・関西の「お好み焼き文化」試論
  ・京阪神 お好み焼きな街と店
    大阪/キタ、ミナミ、西九条、千鳥橋、天満、鶴橋、桃谷、今里、布施、
       新世界、天下茶屋、花園町、鶴見橋、岸里、玉出、堺東、岸和田
    神戸/長田、生田川、阪神住吉
    京都/東九条・七条
●大阪ソースダイバー グラフィティ
●関西地ソースカタログ 関西の代表的地ソースだよ!全員集合 関西地ソース23社35品 徹底比較座談会
●ソースメーカーの工場を訪ねて
●串カツと下町
  ・串カツは、新世界の食である
  ・はじまりの串カツ
  ・「二度漬け禁止」の真実
  ・「串カツ」と「串揚げ」
  ・「ソースにまみれた風景」の価値
  ・西成・鶴見橋に見る、下町商店街コネクション
  ・昼飲みの聖地・京橋で、朝から串カツ三昧
  ・東成区・緑橋、串カツは上町台地を超えて
  ・サラリーマンの小腹を支える、キタの串カツ天国
●ソースと下町のパースペクティヴ

著者プロフィール

堀埜浩二(ホリノコウジ)

1960年、大阪市西成区西今船町(現在の天下茶屋1丁目)生まれ。イベントプロデューサー、ライター、ギタリスト。青年期までを西成の下町で過ごした、自称「下町のエリート」。関西を中心に様々なイベントの企画・制作を手がけるかたわら、街や店についてのあれこれを情報誌やMOOKなどで執筆。近年は音楽評論も手がけ、著書に『ももクロを聴け!』『アイドルばかり聴け!』(ともにブリコルール・パブリッシング)。

曽束政昭(ソツカマサアキ)

1968年、京都市伏見区生まれ。大阪市在住約20年。関西の店で食べまくり1日5食は当たり前な、自称「まんぷくライター」。『ミーツ・リージョナル』などの関西の情報誌やMOOKを中心に、街や店、旅をテーマに取材・執筆。取材を通して街や店と寄り添い、相思相愛の関係を築く毎日。著書に『1泊5食―旅ライター曽束政昭の京阪神からの泊まりがけ』(京阪神エルマガジン社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。