書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
福島みずほの日本再生
生きにくいぞニッポン!!
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2004年6月
- 書店発売日
- 2004年6月4日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
まだ40代、当選して5年というスピードで、社民党党首に就任した福島みずほさん。
この本は、いままでにありそうでなかった、福島さんの本格的政策論。平和、環境、雇用、税金の使い方……、いまの日本の何を変えたいのか、日本をこれからどんな国にしていきたいのか、福島党首の熱い思いがたっぷり詰まっています。福島党首がめざすのは、弱肉強食の世界ではなく、みんなが力を発揮できる社会です。「多様な価値観が認められる社会」「女性が一人でも生きられる社会」「子どもが『自分が主人公』だと思える社会」「みんなが安心して年をとれる社会」「戦争のない平和な社会」「環境や食の安全を守る社会」「地域の人が経済的・精神的に豊かに暮らせる社会」……など、福島党首が取り組んでいるのは、一人ひとりの価値観や命を大事にする国づくり。福島党首は、日本のジャンヌ・ダルクになれるのでしょうか!?
目次
はじめにー社民党党首になってみてー
第1章 弱肉強食の世界から、みんなが力を発揮できる社会に
第2章 将来もし一人になっても生きられる「安心安定支給宣言」
第3章 税金は利権のためではなく、市民のために使う
第4章 めざせ!「平和輸出国」
第5章 本当に変えていいの?「日本国憲法」
第6章 地方に雇用の場をつくる環境ビジネス
第7章 こんな日本をつくりたい(福島版マニフェスト)
付録 福島みずほの「あらたな戦争の時代における日本国憲法にもとづく平和政策
の提案」
終わりに
前書きなど
残念ながら、世界では、テロや戦争が広がり、グローバリゼーションのなかで、資源の奪い合いや富の集中、世界の中での貧富の差も拡大しています。国内に目を転じても、排外主義や「弱い者」へのバッシングは強まり、小泉構造改革のもと、資産と所得の格差が拡大しています。国内でのグローバリゼーションのひずみも広がっています。切り捨てられ、振り落とされていっているものが、いかに多いことでしょうか。
そんな中、こんな日本は住みづらい、そして、もっと違う世界を作ろうという動きも強く広がっています。韓国をはじめとする力強い民主化の動きや、スペインの「テロにも戦争にも反対。だからこそスペインは、イラクから軍を撤退する」との国民の選択、スペインの社会労働党の選挙での勝利には励まされます。
「もう一つの世界は可能だ」という力強い言葉があります。
その言葉に触発されて、敬愛する内橋克人さんは、「もう一つの日本は可能だ」という本を書いていらっしゃいます。この本は、福島みずほ版「もう一つの日本は可能だ。一緒に可能にしよう」という本です。
政治の重要な役割は、人々に希望を与えることです。希望のないところで、人は生きていけないし、希望のない社会は、すさみきった社会です。私は、いかに多くの人と希望をともに作っていくのか、作っていけるのかにかけたいと考えています。どんな社会を私達が子ども達にプレゼントできるのかが、今の私達にかかっています。(著者の後書きより)
版元から一言
福島党首は、ロゼッタストーンが発行しているメルマガ「未来総理」「ヴィーナスはぁと」のメンバーです。最近では、存続の危機さえささやかれている今の社民党。社民党の将来は、福島党首の肩にかかっています。重責のなかで、プレッシャーにめげそうになっているのではと思いきや、福島党首はいつ会っても元気で、フットワーク軽く動き回っていました。今回の著書は、政治の本といっても、誰にでも理解できるよう、読みやすく書かれています。新しい日本への道しるべとなるかどうか、ぜひ、実際に読んでみて、ご意見をお寄せください。
上記内容は本書刊行時のものです。