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バスケットボール学入門
発行:流通経済大学出版会
A5判
248ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年11月1日
- 書店発売日
- 2017年12月11日
- 登録日
- 2017年10月19日
- 最終更新日
- 2018年12月20日
紹介
バスケットボール競技が学問や研究の対象となるパターンは大きく二つに分けられるであろう。一つは、バイオメカニクスや運動生理学といった各学問領域の専門家が自分たちの研究の対象に採り上げる場合、もう一つは、現場に関わってきた人がその貴重な体験や経験を理論化させようとする場合である。特に最近は、後者のパターン、たとえば、大学までバスケットボール競技に携わってきて、もしくは社会人として競技を継続してきて、その後コーチの道を志して大学院に進学する人たちは年々増加の一途をたどっている。大学院では競技に特化したコーチングに有用な知識を新たに習得したり深めたりできるからである。その一方で、学位論文の執筆という大仕事が待ち受けてもいるのである。
本書は、論文のテーマとして、また、自身の専門性をより一層向上させるために、バスケットボール競技を研究しようとするこうした大学院生のために、あるいは、すでにバスケットボール競技の研究に従事しているが他のアプローチも試してみたいと考えている人に、研究への導入ないし手がかりとして「入門編」を提示するものである。
目次
1.日本におけるバスケットボール研究の歴史 2.アダプテッド・スポーツ 3.医科学 4.運動学 5.栄養学 6.教育学 7.経営学 8.社会学 9.心理学 10.生理学 11.哲学 12.バイオメカニクス 13.方法学 14.翻訳 15.歴史学 16.競技現場における科学の活用
上記内容は本書刊行時のものです。