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始まったのは大連だった : リュドミーラの恋の物語
発行:成文社
縦200mm
237ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年3月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
紹介
大連で裕福な白系ロシア人の家庭に育ったミーラ。日本降伏後に進攻してきたソ連軍はミーラの父親をシベリアへ抑留。悲嘆にくれるミーラの前にソ連の将校サーシャが現れ…。物語は、大連、シドニー、モスクワを舞台に繰り広げられる。ロマンチックな恋物語の中から、日本統治下大連の白系ロシア人コミュニティ、ロシア人男性のシベリア抑留、オーストラリアへ移住したロシア人たちの生活、さらにはソ連時代の良心的知識人たちの境遇など、これまで知られることのなかった歴史的実態が浮かび上がる。
目次
第1章 大連のロシア人(時空を超えて
大連での暮らし
戦争
ソ連軍がやってきた
男たちが連れ去られる
サーシャとの出会い
輝ける日々
別離)
第2章 第二の祖国を求めて(偽りの結婚
結婚生活
シドニーからの手紙
祖国は招く
ニュージーランドからの招待状)
第3章 南十字星のもとで(オーストラリアへ
シドニーの生活
二人の息子
グリーシャの結婚
離婚)
第4章 邂逅(モスクワ
再会
二十五年の歳月
ナージャ
夢のハネムーン)
上記内容は本書刊行時のものです。