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近代ロシア文学の成立と西欧
発行:成文社
縦200mm
254ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2001年2月
- 登録日
- 2016年3月11日
- 最終更新日
- 2016年3月11日
紹介
従来の日本になかった、本格的研究。カラムジン、ジュコフスキー、プーシキン、ゴーゴリ。ロシア文学の基礎をなし、それを世界的現象にまで高めたかれらは、いかにして西欧と接し、どのようなものを享受したのか。西欧世界の摂取を通じ、近代の相克そのものを体験せねばならなかったロシアを微細に描きだす。
目次
第1部 ロシア作家の西欧文化体験(カラムジンとイギリス-十八世紀後半のロシアにおける西欧文化受容の一例
ジュコフスキーの翻訳活動-十九世紀前半のロシアにおける西欧文学受容の一例
プーシキンとイギリス文学-ロシアにおける西欧文学受容の到達点
ゴーゴリにおける西欧とロシア-ロシアにおける反西欧感情の顕在化)
第2部 ロシア・イギリス文化交流の諸相(ロシア・イギリス文化交流の史的展開
バイロンとムアが十九世紀ロシア文学に与えた影響について
ロシアにおけるウォーカー、クレアモント、およびボロー)
上記内容は本書刊行時のものです。