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関東近県 花のハイキング12ヵ月 関根茂子(編著) - 新ハイキング社
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関東近県 花のハイキング12ヵ月 (カントウキンケン ハナノハイキングジュウニカゲツ) いつでもどこかへ花あるき80コース (イツデモドコカヘハナアルキハチジュウコース)

趣味・実用
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ17mm
重さ 423g
275ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-915184-48-2   COPY
ISBN 13
9784915184482   COPY
ISBN 10h
4-915184-48-X   COPY
ISBN 10
491518448X   COPY
出版者記号
915184   COPY
Cコード
C1026  
1:教養 0:単行本 26:旅行
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2017年3月
書店発売日
登録日
2017年2月19日
最終更新日
2017年3月23日
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紹介

ハイキングをしていて思いがけず花に出合うと、誰でもちょっと得したようなうれしいような気持ちになります。
それが花の最盛期だったり、群生だったりしたら喜びもひとしおです。
自然の中に咲いている花を見ると、与えられた環境で精いっぱい生きている姿に健気さやたくましさを感じて、
こちらも元気や勇気がもらえます。
本書は、そんな花との出合いを求めたハイキングコースを紹介しようと、
『新ハイキング』の2011年4月号から2017年2月号に掲載されたコースガイドの中から、標高や知名度にとらわれず、
ある程度まとまって咲いている花に出合えるコースを中心にまとめたものです。
(年数の経っているガイド記事は2015~16年に取材確認し内容を書き改めました。)
地域は、関東近県の日帰り可能圏で、一般的には花の時期とされない冬も含めた12カ月間、
「いつでもどこかへ花あるき」を楽しめるコースガイドとなっています。
アルプスの高山植物や信州の高原の花歩きは、他のガイドブックに譲り、夏でも手近な場所に咲く花や、
冬でも花に出合えるコースを紹介しています。
また、いくつかのコースを除き、花を楽しむだけではなく、山に登ったという気分も味わうために、
標高50㍍以下の小さな山でも、山名のある頂や三角点標石の置かれた頂を踏むようにコースアレンジしました。
本書を手に、花好きの方ばかりでなく、一般の山歩き愛好者のみなさまにも、「いつでもどこかで花と出合えるハイキング」を
ぜひ、楽しんでいただきたいと願っています。

目次

グラビア 1
はじめに 5
目次 6
INDEX MAP 10
この本を利用される方へ 12

春のさきがけ
湯河原梅林
1 城山─しとどの窟 14
曽我別所梅林・3万5千本の白梅
2 曽我丘陵 17
ハイキング花ノート セツブンソウ 20
星野のセツブンソウ自生地
3 三峰山 21
早咲きの河津桜
4 松田山─最明寺史跡公園 24
3千株のザゼンソウ
5 ざぜん草公園─小倉山 27
群馬三大梅林のひとつ秋間梅林
6 後閑城址公園─秋間梅林 30
堂上の節分草園
7 四阿屋山 33
フクジュソウの秘密の花園
8 大ドッケ─大平山 36
山頂のミツマタ群生地
9 世附権現山─ミツバ岳 39
谷間を埋めるミツマタ
10 焼森山─鶏足山 42
里山のオキナグサ
11 神成山九連峰 46

春らんまん
ショウジョウバカマの街道
12 御亭山 50
カタクリの名所
13 城山かたくりの里─榎窪山 53
イワウチワ(鉄五郎新道)と海沢カタクリ山
14 大塚山─大楢峠 56
急斜面を覆うイワウチワ
15 花貫さくら公園─横根山 59
桃色のじゅうたん
16 蜂城山─神領山─大久保山 62
モモとサクラの里
17 恩若峯─塩山桃源郷 65
8千本のドウダンツツジ
18 どうだん原─千葉山 68
東丹沢・西山のヤマザクラ
19 荻野高取山─華厳山 71
山肌を白く染めるヤマザクラ
20 雪入山─浅間山 74
白い花のヤマイワカガミ
21 健康の森─白山─湯村温泉 77
北限のトキワマンサク
22 湖西連峰 80
小さな山のイワウチワ
23 若見山 83
行けども続くニリンソウ
24 裏筑波・女の川 86
カタクリ、モモと北信五岳の眺望
25 髻山─丹霞郷 89
躑躅原フジザクラ群生地
26 馬返─吉田胎内樹型 92

尾根を彩るツツジの仲間
ミツバツツジの尾根歩き
27 両崖山─観音山 96
ヒカゲツツジとイワウチワ
28 坪山 99
ヒカゲツツジと北アルプス展望
29 京ヶ倉山 102
アカヤシオ咲く痩せ尾根
30 天狗岩─烏帽子岳 105
アカヤシオをお目当てに
31 三枚石─方塞山 108
ホソバシャクナゲ咲く
32 愛知県民の森 111
二本木峠のヤマツツジ
33 皇鈴山─登谷山─釜伏山 114
安倍奥のシロヤシオ群落
34 奥大光山─バラノ段 117
西丹沢のシロヤシオ
35 犬越路─檜洞丸 120
とりどりのツツジ咲く赤城山
36 黒檜山─薬師岳 123
シャクナゲの海を切り開いた
37 鍬ノ峰(仏崎観音寺コース) 126
岩峰のアズマシャクナゲ
38 瑞牆山 129

初夏の花々
都天然記念物の野生フジ
39 大久野─横沢入北側尾根 134
樽沢のシャガの群落
40 愛宕神社─金比羅山東尾根 137
鳴神山系だけにあるカッコソウ
41 鳴神山 140
5千株のクマガイソウ
42 厄神社─倉見山 143
岩稜のイワカガミ
43 鞍吾山─滝子山 146
ヒメサユリの小径
44 高城城址─袴腰山 150
サンショウバラ咲く
45 不老山 153

梅雨の晴れ間に
アヤメ群生と富士山眺望
46 ゴンゴン石─新倉山 156
山の名前が付いたコウシンソウ
47 庚申山 159
倉沢山のクリンソウ自生地
48 乙女高原─ヨモギノ頭 162
クリンソウとスズラン
49 入笠山 165
日本特産のヒメサユリ
50 浅草岳 168
掲示板 虫めがねをのぞくと 170
一属一種のオサバグサ
51 帝釈山─田代山 171
掲示板 日本固有種と絶滅危惧種 174
ヒメシャラとアマギツツジ
52 登り尾 175
林道と山の斜面1㌖のアジサイ
53 南沢山─あじさい山 178
アジサイ電車と尾根のアジサイ
54 浅間山─鷹巣山 182

近場で楽しむ夏の花
ハイキング花ノート スカシユリ 186
スカシユリに出合える
55 荒崎海岸 187
イワタバコ咲く谷間へ
56 今熊山─金剛の滝 188
はかなげに咲くユウスゲ
57 ゆうすげの道─相馬山 191
緑に映えるキツネノカミソリ
58 三毳山 194
掲示板 夏の低山歩きで気を付けたいこと 197
森の妖精レンゲショウマ
59 国境平─鼻曲山 198
レンゲショウマで知られた
60 御岳山─大岳山 201
パイプ形のナンバンギセル
61 野津田公園─小山田緑地 204

初秋から初冬
丹沢の貴婦人サガミジョウロウホトトギス
62 烏尾山─行者ヶ岳 208
参道に咲き続くシュウカイドウ
63 出流山満願寺─千部ヶ岳 211
日本固有種のシラタマホシクサ
64 葦毛湿原─神石山 214
色変わりするスイフヨウ
65 河村城跡─酔芙蓉農道 217
珍しいシロバナフジアザミ
66 鉄砲木ノ頭(明神山)─高指山 220
畦を彩る百万本のヒガンバナ
67 日向山─六番峠─寺坂の棚田 223
ハンノキ湿原のツリフネソウ
68 真里谷城─いっせんぼく 226
北限のベニマンサク
69 風越山 229
海食崖に咲くハマギク
70 高戸山─万葉の道 232
イソギクの群生と海に沈む夕日
71 荒崎海岸─城山 235
十月桜と神流湖
72 城峯公園─神山─神流湖 238
フユザクラと紅葉
73 桜山公園─八塩温泉 241
山上一面のツワブキ原
74 寝姿山─高根山 244

冬に咲く花
ハイキング花ノート シモバシラ 248
氷の花・シモバシラ
75 大洞山─西山峠 249
掲示板 氷の花シモバシラに出合うには 251
ソテツ畑のスイセン
76 高鶴山 252
どこまでもスイセン畑
77 人骨山─ふるさと峠 255
香り漂う寄ロウバイ園
78 シダンゴ山─宮地山 258
ツバキの回廊
79 御殿山─大日山─増間の里 261
ヤブツバキ咲く尾根
80 ツバキ尾根─乳頭山─畠山 264
執筆者紹介 267
植物名索引 268
グレード別掲載コース一覧 272
編集後記 274

前書きなど

ハイキングをしていて思いがけず花に出合うと、誰でもちょっと得したようなうれしいような気持ちになります。それが花の最盛期だったり、群生だったりしたら喜びもひとしおです。自然の中に咲いている花を見ると、与えられた環境で精いっぱい生きている姿に健気さやたくましさを感じて、こちらも元気や勇気がもらえます。

本書は、そんな花たちとの出合いを求めたハイキングコースを紹介しようと、月刊誌『新ハイキング』の2011年4月号から2017年2月号に掲載されたコースガイドの中から、標高や知名度にとらわれず、できるだけ自然の中を歩き、ある程度まとまって咲いている花に出合えるコースガイドを中心にまとめたものです。(年数の経っているガイド記事は2015~16年に確認しコース状況を書き改めました。)

それも、関東近県の日帰り可能圏で、一般的な花の時期を越えた冬までの12カ月間、「いつでもどこかへ花あるき」を楽しめるコースを取り上げています。アルプスのお花畑の高山植物や信州の高原の花歩きは、数多いガイドブックに譲り、夏でも手近な場所に咲いている花や、秋や冬にも咲いている花を紹介しています。

また、2・3のコースを除き、花を楽しむだけではなく、山に登ったという気分も味わうために、たとえ標高50㍍以下の小さな山であっても、山名のある頂や三角点標石の置かれた頂を踏むようにコースに組みました。

本書を手に花好きのみなさんばかりでなく、一般の山歩き愛好者の方にも、いつでもどこかで一年中花と出合えるハイキンクをぜひ、楽しんでいただきたいと願っています。

版元から一言

ハイキングで出会う花を求め、愛し続けて40年以上。編著者の関根茂子さんが愛してやまない花々へのラブコールをご一緒になって聞きに出かけませんか?
関東近県で、春のさきがけを告げるセツブンソウから花ば咲きこぼれる春・夏・秋、そしてスイセンや椿を楽しむ冬まで、花に出会える80のハイキングコースを収録しました。
この本を参考に、一年中 花をめでにの山に出かけてみませんか?

著者プロフィール

関根茂子  (セキネシゲコ)  (編著

新ハイキングクラブ会員歴38年の月刊誌『新ハイキング』常連執筆者。本書掲載80コースの内33本を執筆。著書(共著)に『だって楽しい山歩き』北区在住。

上記内容は本書刊行時のものです。