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俠気の生態学 船木拓生(著/文) - ぷねうま舎
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俠気の生態学 (キョウキノセイタイガク) 牧野四子吉と文子の鮮やかな日々

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発行:ぷねうま舎
四六判
336ページ
上製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-910154-17-6   COPY
ISBN 13
9784910154176   COPY
ISBN 10h
4-910154-17-5   COPY
ISBN 10
4910154175   COPY
出版者記号
910154   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年4月23日
書店発売日
登録日
2021年3月19日
最終更新日
2021年4月20日
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紹介

生物画家の牧野四子吉とイタリア語翻訳者となった文子、この日本人夫妻の生は時代の心理を精神誌としてあぶり出す。
図案家として大杉栄、辻潤、竹久夢二、林芙美子らと交わった四子吉は、人妻だった文子と京都へ駆け落ち、そこで生態学と出会い、生物画を「天職」とした。
戦時下、二人の「愛の巣」は自身のテーマ(霊長類、核酸等)や生を追い求める男女が清新な議論を楽しむ稀有の気圏を形成した。

「被災」を危機的異常ではなく常態とする21世紀、
二人の処世とその生物画はヒトの自然態について静かに触発する。

目次

はじめに 博物誌風精神誌の試み
第一章 人妻が恋に走った六月
第二章 自我・自由・美
第三章 第三章 「愛の巣箱」のエコロジー
第四章 自己──戦争下の平常心
第五章 揺れる時間
第六章 跳躍は意思の力
終 章 めぐる野生

著者プロフィール

船木拓生  (フナキタクオ)  (著/文

1947年生まれ。早稲田大学第二文学部露文科卒。1970年、“山本安英の会”事務局に入り、木下順二『夕鶴』『子午線の祀り』などの制作に携わる。“会”解散後、企画編集プロダクションを経てフリー。著書、『富士の気分──深沢七郎・三島由紀夫・武田泰淳による綺想(かぷりちょす)』(西田書店、2000年)、『評伝 観世榮夫』(平凡社、2007年)。

上記内容は本書刊行時のものです。