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ロシア・チェチェン戦争の628日
ウクライナ侵攻の原点に迫る
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年6月23日
- 書店発売日
- 2022年6月15日
- 登録日
- 2022年5月2日
- 最終更新日
- 2022年6月17日
受賞情報
第3回週刊ポスト・サピオ21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞
紹介
小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作『カフカスの小さな国』、緊急復刊!
自由か、死か……
人口80万の小国チェチェンはいかにして大国ロシアの侵攻をはねかえしたのか?
自らの「独立と誇り」をかけたチェチェン戦士たちの1年8か月にわたる戦いに
極限まで接近した傑作ノンフィクション!!
プーチンとウクライナの「未来」を読み解く鍵
ウクライナ侵攻の原点は第二次チェチェン戦争と言って間違いない。
侵略される側からすれば「抵抗の原点」と位置付けられるであろう。
そういう意味でチェチェンの抵抗とウクライナの抵抗は相通じるものがある。
そして、少数者が持つ抵抗の思想と文化の中に、
これからの世界の未来を照らす光のようなものを私は感じるのだ。(「はじめに」より)
「ロシア支配」からの独立を目指して戦った人々を現地取材!
2022年2月24日、ロシア軍による
ウクライナ全面侵攻のニュースが飛び込んできた。
その瞬間、私は、28年前に始まったチェチェン戦争を思い出し、
その当時から現在に至るまで起きた出来事の数々が、
ビデオを高速で巻き戻すかのように蘇ってきたのである。
なぜなら、ソ連崩壊で政治も経済も精神的にも混迷を深めたロシアが、
かつての大ロシアの栄光を求めて暴走し始めたのが、チェチェン戦争だからだ。
その延長線上にウクライナ戦争があるとも言えるだろう。(「はじめに」より)
目次
第一章 チェチェンとの出会い
第二章 潰された平和行進
第三章 サマーシキ村大虐殺の真相
第四章 三〇〇年にわたるロシア支配
第五章 チェチェン全土に拡がる抵抗運動
第六章 山岳部のゲリラ村にて
第七章 緊迫のセルナボツク村潜入
第八章 ドゥダーエフ最後のメッセージ
第九章 停戦ーー傷だらけの勝利
第十章 第二次チェチェン戦争、再会への旅
第十一章 ウクライナ侵攻の原点はチェチェン戦争
- 旧版ISBN
-
9784093895217
上記内容は本書刊行時のものです。