版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ヘミングウェイ批評 日本ヘミングウェイ協会(編集) - 小鳥遊書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
鍬谷     ト・日・他     書店
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

ヘミングウェイ批評 (ヘミングウェイヒヒョウ) 新世紀の羅針盤 (シンセイキノラシンバン)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:小鳥遊書房
A5判
352ページ
上製
価格 3,600円+税
ISBN
978-4-909812-84-1   COPY
ISBN 13
9784909812841   COPY
ISBN 10h
4-909812-84-9   COPY
ISBN 10
4909812849   COPY
出版者記号
909812   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月5日
書店発売日
登録日
2022年3月1日
最終更新日
2022年4月16日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

ヘミングウェイという水平線へ向かうための論考をこの一冊に凝縮!
最新の批評動向などを取り入れた新たなアプローチ。

ヘミングウェイ伝記研究の刷新をはかる、
15本の書き下ろし論文を収録

目次

まえがき  (今村楯夫)
========
海図―新世紀のヘミングウェイ研究に向けて(辻 秀雄)
=========
第一部 ヘミングウェイ文学の原風景
◉第一章
ヘミングウェイが描いたアメリカ―鉄道を中心にして(千葉義也)
◉第二章
情報の圧縮と留保が生み出す効果とそのスタイルの源流を探る(倉林秀男)
◉第三章
隠喩としての「吐き気」―一九一八年パンデミックと「兵士の故郷」再読
(フェアバンクス香織)

第二部 テクストの戦略
◉第四章
ハロルド・クレブズの傷―「兵士の故郷」と二つの物語(前田一平)
◉第五章
ランニング・ブル、ライティング・アーネスト―伝記的語りの政治性(中村嘉雄)
◉第六章
つきまとう『暗い笑い』―『春の奔流』における帰還兵と黒人(中村 亨)
◉第七章
ジェイク・バーンズの欲望の視線―不倫小説として読む『日はまた昇る』(高野泰志)

第三部 抵抗するテクスト
◉第八章
「簡単な質問」精読―翻訳状況、テクスチュアリティ、セクシュアリティ(辻 秀雄)
◉第九章
幻影のゴールデンゲート
―『武器よさらば』と〈抵抗する読者〉を架橋するために(山本洋平)

◉第十章
ポーリーン・ファイファーがヘミングウェイにもたらした創造性
―ジェンダー越境性・カトリック信仰・悪女表象(古谷裕美)
◉第十一章
ヘミングウェイ作品の中のマーサ・ゲルホーン(平井智子)

第四部 人生と物語の狭間で
◉第十二章
『誰がために鐘は鳴る』とスペイン・「ジプシー」の神秘主義(本荘忠大)
◉第十三章
ヘミングウェイの小切手簿―『海流の中の島々』にみる作家の家計(柳沢秀郎)
◉第十四章
チンクとヘム
―エリック・エドワード・ドーマン=スミス(オガワン)との友情(真鍋晶子)
◉第十五章
作家と編集者 二〇年の軌跡―ヘミングウェイとパーキンズの交歓(今村楯夫)

========

あとがき (千葉義也)
        
索引

著者プロフィール

日本ヘミングウェイ協会  (ニホンヘミングェイキョウカイ)  (編集

日本ヘミングウェイ協会(The Hemingway Society of Japan)
1992年設立。日本におけるヘミングウェイ研究を推進し、会員の研究を相互に高 め合うことを目的に、毎年、研究大会やワークショップを開催し、ニューズレ ターや学会誌『ヘミングウェイ研究』を発行している。また、協会編の研究書も 発刊してきた。海外のヘミングウェイ研究者、研究機関、学会等との交流も図っている。
協会編の論集:
『ヘミングウェイを横断する―テクストの変貌』(本の友社、1999年)
『アーネスト・ヘミングウェイ―21世紀から読む作家の地平』(臨川書店、2012年)

上記内容は本書刊行時のものです。